出版社内容情報
証券投資における会計・税務がまるわかり!
―2023年度税制改正も反映―
40年以上にわたって改訂を重ねてきた超ロングセラーの2023年度版!
本書は、有価証券取引のあらまし等の総論から、商品別の具体的な会計・税務処理方法等の各論まで、取引報告書を含めた設例を入れ、取引報告書に基づいてどのように会計・税務処理を行えばよいかなどをわかりやすく解説しています。
2023年度版では、
○2023年度税制改正によるパーシャルスピンオフ税制の整備
○2023年度税制改正によるグローバル・ミニマム課税の導入に向けた所得合算ルールの法制化
〇2023年7月に公表された未公開株式など取引相場のない株式を対象とするストック・オプションの取扱い
〇2023年10月から適用が開始された「適格請求書等保存方式」(インボイス制度)
などについても詳細に解説しています。
本書はこれらの内容も含め、可能な限り最新の会計・税務に関する情報を盛り込んでいます。
資産運用に携わる法人のご担当者をはじめ、
法人の証券投資をめぐる会計・税務に関心のある方にご活用いただければ幸いです。
内容説明
有価証券の取得価額と譲渡損益、時価会計基準の適用、株式、債券、投資信託等の会計と税務、証券取引におけるインボイスの扱い、グループ内配当の源泉徴収廃止、未公開株式等を対象とするストック・オプションの取扱い、他。
目次
第1部 有価証券取引に係る法人税・会計処理の概要(有価証券取引のあらましと会計・税務;有価証券の取得価額と譲渡損益;有価証券の期末評価;所得税額等の控除;外国証券取引の概要;国際的二重課税の調整と各国間の情報交換(外国税額控除・外国子会社配当益金不算入制度)
金融商品の時価等の開示
公共法人・公益法人等・人格のない社団等の証券投資の税務)
第2部 商品ごとの会計と税務(株式の会計と税務;信用取引の会計と税務;利付債の会計と税務 ほか)
第3部 コーポレート・アクション等に関する会計と税務(自己株式の会計と税務;ストック・オプション、譲渡制限付株式の会計と税務;組織再編の会計と税務)