出版社内容情報
「事業承継」は主に、息子(子息)や娘(息女)への親族内承継、EBOと呼ばれる従業員承継、M&Aにより第三者が引き継ぐ親族外承継に分けられる。特に、最近は親族外承継が増えており、M&Aが中小企業にとって事業承継の手法の一つであるとの認識が広がりつつある。
本書は、各承継類型の場面で、社労士はどのようなことが求められるのか、またどのように関与できるのかを解説している。特に、M&Aにおいて、譲渡(売主)側と譲受(買主)のそれぞれの立場での社労士の役割や実務を細かく解説している。
内容説明
事業承継におけるM&Aが定着しつつある今、その成功のカギを握るのは“人の問題”つまり、人事の専門家が関与しているか否かにある。人事労務のプロである社労士が譲渡企業(売主)側と譲受企業(買主)側のそれぞれの立場で行う実務を詳解!
目次
第1章 事業承継とM&A(親族内承継とは;従業員承継(EBO)とは
親族外承継とは)
第2章 譲渡側(売主)の社労士の役割(経営労務診断;未払賃金の把握と解消(磨き上げ)
M&A取引阻害要素の排除)
第3章 譲受側(買主)の社労士の役割(デューデリジェンスの実施;株式譲渡の人事マネジメント;事業譲渡の人事マネジメント;合併の人事マネジメント;会社分割の人事マネジメント)
著者等紹介
野中健次[ノナカケンジ]
特定社会保険労務士/M&Aシニアエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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