介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784539727768
  • NDC分類 369
  • Cコード C2034

出版社内容情報

平成30年、UAゼンセン日本介護クラフトユニオンによる「ご利用者・
ご家族からのハラスメントに関するアンケート」の調査結果発表を
きっかけに、介護現場等での利用者・その家族からのハラスメント
問題について活発な議論がされるようになった。
「マニュアル」として答えを示せる問題ではない一方で、基本方針や
ハラスメントの定義、事前の予防策、ハラスメントが起きた際の対
応フローなどをまとめた、各法人における「ハラスメント対応マニ
ュアル」の整備は必要である。
そこで本書では、ハラスメントはなぜ起こるのか、どのような考え
方でハラスメントを防ぐか、ハラスメントが起きたときにはどう対
応するかについての考え方を解説する。介護のみならず、あらゆる
対人援助の場で奮闘する、すべての対人援助職に向けた1冊!

内容説明

なぜ起きるのか?どのように防ぐのか?起きたときにどう対応するのか?繰り返さないために何をするべきか?事前対策、契約書のポイント、発生後の具体的対応、再発防止策まで、ハラスメント問題が“起きにくい職場”を徹底解説!

目次

第1章 介護職等へのハラスメントの実態と国の対応
第2章 なぜハラスメント対策が必要か
第3章 ハラスメントとは何か
第4章 「芽」で摘むハラスメントの事前対策
第5章 ハラスメントの事後対応・再発防止策
第6章 ハラスメント対応の課題
第7章 ハラスメントの実例とその対応
第8章 ハラスメントに関係する心理
第9章 契約書等の記載事項
終章 ハラスメント問題が起きにくい職場とは

著者等紹介

宮下公美子[ミヤシタクミコ]
高齢者介護を中心に、地域づくり、認知症ケア、介護現場でのハラスメント等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材活動をしつつ、社会福祉士として認知症を持つ高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士、また、某市の介護保険運営協議会委員も務める。早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒業。東京女子大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学分野修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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