出版社内容情報
近年、健康経営は大企業だけでなく中小企業にも普及し始め、関心も高まりつつある。
しかし、その実情は、企業PRや人材確保のための顕彰制度への応募や、
有利な条件で融資を行うためなどの「手段の目的化」となってしまい、
「総花的な対策」として終わってしまうようである。
本書では、健康経営に取り組むための基礎知識はもちろんのこと、
顕彰制度の表面的な情報ではわからない時間や労力、
コストに見合った効果を出すための実践的手法やコツをわかりやすく解説。
また、著者がこれまで行ってきた健康経営に関連するコンサルティングや研修、
講演、執筆に基づき、その課題解決のノウハウを余すところなく伝授している。
●健康経営に取り組む前に知っておきたいこと
●健康経営を進める際に必要な基礎知識
●健康経営への取組みを支える仕組み
●健康経営全体のPDCAサイクルの運営の実際
●健康経営の実践?健康課題ごとのPDCAサイクルを回していく?
●巻末資料 健康経営に関する参考ウェブページ
亀田 高志[カメダ タカシ]
著・文・その他
内容説明
健康経営で効果を上げるコツや実践的手法を伝授!
目次
序章 健康経営に取り組む前に知っておきたいこと(健康経営ブームの到来;健康経営の原点、“Healthy Company”とは? ほか)
第1章 健康経営を進める際に必要な基礎知識(予防医学には4つの段階がある;予防医学的な対策における2つの戦略 ほか)
第2章 健康経営全体のPDCAサイクルの運営の実際(健康経営全体のPDCAサイクルを俯瞰する;経営理念(経営者の自覚)として行うこと ほか)
第3章 課題ごとのPDCAサイクルに取り組む前に(健康課題と対策状況の再確認;健康課題ごとの問題と実態)
第4章 健康経営の実践―健康課題ごとのPDCAサイクルを回していく(動脈硬化への対策;メンタルヘルスの対策 ほか)
巻末資料
著者等紹介
亀田高志[カメダタカシ]
株式会社健康企業代表・医師。1991年産業医科大学医学部卒。専属産業医としての11年間の実務経験と産業医科大学講師を経て、2006年に産業医科大学が設立したベンチャー企業の創業社長に就任。9期連続黒字を達成後、2016年に任期満了退任し、現職専従に。メンタルヘルス対策等の実務と事業化を専門とし、コンサルティング、講演、研修講師と執筆に注力している。手掛けた講演、研修は計1100回以上、参加者数は延べ3万数千人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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