笛ふき天女

笛ふき天女

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  • サイズ B6判/ページ数 213p
  • 商品コード 9784062029575
  • NDC分類 910.268

内容説明

夫・獅子文六の思い出。天女のような純真さで爽やかに生きたおひい様。感動の書下ろし。

目次

第1章 生いたちの記(東紅梅町の家;母の里、加藤家のこと;大磯長者林の別荘;私の学校)
第2章 最初の結婚(松方勝彦と結婚;岩国へ疎開する;再疎開と終戦;会社勤め)
第3章 獅子文六との日々(新しい暮し;娘巴絵の結婚;デマ太郎誕生;旅の思い出;岩田豊雄と文学座;文化勲章受章;最期の日)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さく

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明治のおひいさま、獅子文六に嫁ぐ!とあるが、嫁ぐ前の話もたくさんある。幼い頃の文化的な生活から嫁いで三年で未亡人になり、戦争まで経験して優雅な生活どころではない。それでもどこか呑気というか、楽天的なところがおひいさまなのか。 獅子文六は気難しくて、いつになく優しいこともあれば、御膳を庭に投げるような今ならDVのようなこともしていたようだ。あんなに楽しい小説を書く人なのに、意外でもあり昔の男の人ならそうかもとも思う。 おひいさまでないと獅子文六の妻にはなれなかっただろう。2018/05/13

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