社会保障と税の一体改革をよむ

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784539722916
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C2032

内容説明

何を評価し、何を批判すべきか!?民自公三党合意により成立した一体改革法を、独自のデータ・分析を交えて詳細に解説。国民生活への影響と、今後の政策を見通すカギがここにある。

目次

第1章 社会保障と税の一体改革はなぜ必要なのか
第2章 一体改革における年金関連の改革項目の内容と評価
第3章 一体改革における医療・介護関連の改革項目の内容と評価
第4章 一体改革による現役世代支援、子育て支援関連項目の内容と評価
第5章 一体改革による税制改革関連項目と増税をとりまく議論
終章 一体改革を次のステージに進めるために何が必要か

著者等紹介

鈴木準[スズキヒトシ]
(株)大和総研調査提言企画室長(大和総研主席研究員)。1966年福島県生まれ。1985年福島県立安積高等学校卒業、1990年東京都立大学法学部卒業。同年大和総研入社。資本市場調査部次長、経済調査部長などを経て、2012年4月より現職。この間、景気や経済、資本市場、少子高齢化問題に関する調査・分析の業務、財政・税制・社会保障制度などの政策、法律制度に関する研究・提言の業務に、民間シンクタンクのリサーチャーの視点から一貫して従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

5
現役世代との所得代替率50%という数値ばかりが一人歩きし、我が国の社会保障制度は何を目指すのか、という点が必ずしも明らかにされてこなかった。特に、政権交代を巡って、幾度と制度が変わった点は終身的な社会保障制度としての信頼性の低下に寄与して仕舞ったと感じる。多くの場面で政治的判断もなされ、税金が注入されている点については、100年時代を見据え、「制度としての持続性」の観点から十分留意しなければならないと感じた。中でも消費税増税に伴う物価スライドで給付の増大を行ってはいけないとする著者の意見には深く共感した。2019/02/03

かー

0
社会保障と税の一体改革の中身について学ぶことが出来た。内容の紹介と課題と評価がどこで分かれているかわかりにくかったが、勉強になった。2021/09/28

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