内容説明
本書は、成果主義に対する賛否両論を、特定の立場や偏見を持たず、欧米の事情も含め交通整理し、日本企業にも外資系企業にも、公的組織にも将来に向けて問題解決の方法を提言しようとするものである。
目次
第1部 土台作り(定義を明らかにする;新時代のあるべき成果主義の枠組み―企業も個人も業績を向上させる、組織対個人がwin‐winの関係を骨格とすべき;トータル成果主義と組織―「幹枯れて枝育たず、枝枯れて幹生きず」;トータル成果主義とキャリア開発;トータル成果主義と職務)
第2部 成果主義と目標管理編―目標管理のトータル化(目標管理の概念とは;目標管理の仕組みとは;管理部門への目標管理と成果主義の導入;合意方法の改善)
第3部 導入時の資料例(人事制度改革の説明資料の作成;説明資料―総論編;説明資料―各論編;説明資料―具体的方策)
著者等紹介
太田隆次[オオタリュウジ]
国際人事研究所所長。1959年3月京都大学法学部卒業。1967‐1970年フルブライト留学生として、ヴァージニア大学ビジネススクールおよびウイスコンシン大学ロースクール留学、アメリカ法、国際取引法、人事管理、労働法を専攻、ウイスコンシン大学修士課程修了。1959年4月日本ペイント株式会社入社人事部長、国際事業部長を経て、1989年9月グレースジャパン株式会社(アメリカ企業日本法人)入社、取締役人間室長。1994年12月同社取締役辞任。1995年1月国際人事研究所を設立、現在に至る。外部活動、日米教育振興財団(フルブライト記念財団)評議員。国際交流ボランティア活動‐フルブライト東京同窓会ホスピタリティ委員会委員長として米国からの教授・研究者・学生と家族の世話などのボランティア活動をしている。ACA(アメリカ報酬研究協会)会員。SHRM(アメリカ人事管理協会)会員。ISPI(業績向上国際協会)会員。ASTD(アメリカ人材開発協会)会員。AMA(アメリカ経営協会)会員
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