出版社内容情報
法事に、日々の祈りに?いつでもどこでもお手元に。
ものごとを逆さに捉えることなく、妄想に悩まされることなく、心は徹底して平安……膨大な仏の教典のなかから、その精髄を抽出し仏の教えをやさしく説いた、たった262文字の「般若心経」。その凝縮されたエッセンス「50講」の世界へ、読みやすい大型活字と心なごむ50体の野仏たちが誘う。こんなお守りがほしかった。(カラー教本仕立て愛蔵版)オールカラー
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
本名・増原良彦。1936年、大阪市に生まれる。1960年、東京大学インド哲学科を卒業。同大学院博士課程修了。気象大学校講師、助教授、教授として二十年間教壇に立つ。仏教を中心に宗教をわかりやすく説き多くの人々の支持を得る。「まんだらの会」の会長として、宗教思想の研究・講演などに活躍。大正大学客員教授
佐藤健三[サトウケンゾウ]
1933年、岩手県に生まれる。千葉大学卒業後、中日新聞入社。写真部記者として、1972年から1974年にかけて「最後の日本兵・小野田寛郎の帰還」などの取材にかかわる。「日本新聞協会協会賞・写真部門」など受賞。東京新聞写真部長を経て1993年フリーに、以後、全国各地のかくれた石仏を撮り続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
101
大乗仏教の般若心経のエッセンスを分かりやすくまとめたもの。文章に添えられた石仏の写真は愛らしいものが多くて、ほっこりした気持ちで奥深い仏教の教えに親しむことができる。空と中道が教えの中心で、空は「レッテルをはらない」ことで、中道は「自分の心が平静になる加減」のこと。中道のことはこれまでよく分かっていなかったので、この本を読むことで理解が深められたと思う。2014/03/03
kera1019
2
タイトル通り、お手軽に般若心経が読める本ではあるけど、これだけではちょっと難しいかな… 初めて般若心経を読むのがこの本やとイヤになるかも。2013/01/24
涼
1
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2005/01/_.html2017/06/12
ニッポニア
1
存在はすなわち空であり、空がすなわち存在です、なんて前衛的な文章なんだろう般若心経。2013/07/29