内容説明
法険制度を利用する側の視点に立って、自賠法の基本構造、第三者行為災害の権利関係、第三者行為災害に伴う調整実務、などについて、具体的に事例を挙げてわかりやすく解説した実務の決定版。
目次
第1章 責任が発生する根拠―自賠法その1(自賠法の特徴と全体構造;まずは、自賠法ではどの自動車が対象となるのか;運行とは;誰が自賠法3条の責任を追及されるのか;自賠法にいう被害者とは、誰か;運行と自己の因果関係;責任を免れるためには;自賠法第3条をわかりやくいうと;自賠法第4条の適用について)
第2章 責任が自賠責保険でどうカバーされるのか―自賠法その2(誰の責任をカバーするのか;自賠責保険に請求できる人;自賠責保険の対象となる自動車とは ほか)
第3章 第三者行為災害(第三者行為災害とは;調整をする根拠は;二重の利得の問題 ほか)
第4章 第三者行為災害と自動車保険(過失割合と自賠責・任意保険・労災保険の関係例;損保会社の任意一括対応の問題点;同僚間災害に関する任意自動車保険の問題 ほか)
著者等紹介
村元雄二[ムラモトユウジ]
1959年福島県いわき市生まれ。1992年社会保険労務士試験合格。1993年社会保険労務士登録後、村元社会保険労務士事務所を開設
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