内容説明
日本の神々の源流をさかのぼることにより見えてくる、日本人の精神とそのルーツ。主に神社について述べ、それに関連して祭りや霊場も取り上げ、神話に出てくるエピソードや歴史遺産についても触れた。
目次
第1章 神の誕生と人との関わり(信仰のはじまり;神とのコンタクト ほか)
第2章 ポピュラーな神々(お稲荷さん(稲荷神)
八幡さま(八幡神) ほか)
第3章 自然を祀った神々(山の神―大山祇神;海の神―大綿津見神・速秋津日子神・速秋津比売神 ほか)
第4章 祭り―神々の饗宴(祭りの意義;神社の祭りの種類 ほか)
第5章 霊場・聖域(霊場とは?;恐山 ほか)
感想・レビュー
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そら
29
とっても興味深く読み、ためになりました!神社に行った時に不思議に思っていた荒魂と和魂のこと。山の神=酒の神の理由。お稲荷さんはもともと秦氏の氏神だったのが、いつの間にか古事記の食物の神様に変わっていた。八幡宮の御祭神は応神天皇。七福神の恵比須さんはもともと、イザナミが最初に産んで海に流してしまった不完全な子供の蛭子(ヒルコ)だったのが、釣り竿を持っているという理由でいつの間にかオオクニヌシの息子のコトシロヌシに変わってしまった。因みに大黒さんはオオクニヌシ。etc etc...2018/06/03
S_Ryo
2
誤字が多い……(-_-;) 内容には満足です。広く浅く、身近な神と宗教に語られれていました。 古の日本に於いて、神は生きていたんですね。しかし、振られた神様(石長姫)を縁結びの神様として祀っていには驚きです。いろんな意味で逞しい。私たちにとって宗教とは教えであり、知恵のように思えました。他の国では自らを委ねてるように感じますが、私たちは使っている印象です。2011/09/19
yori
1
★★★☆☆ 神社はたくさんあれど、そこに祭られている神様の事は良く知らなかったので、ちょっとお勉強。。すべてがわかるかは、わからない。。2010/10/28
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