目次
1 JAZZ誕生
2 JAZZの黎明期
3 花開くJAZZ
4 モダンJAZZの幕開け
5 多様化するJAZZ
6 進化し続けるJAZZ
7 フュージョンの時代
8 輪廻転生のJAZZ
9 JAZZ用語辞典
著者等紹介
澤田俊祐[サワダシュンスケ]
1973年東京生まれ。7歳からクラシックピアノを始め中学在学中にジャズに目覚め、高校でピアノを村山浩、音楽理論を三木俊雄、澤田駿吾に師事し本格的にジャズを学び始める。ビバップを基本とした正統派ピアニストとして注目を集める。現在、ルーツ音楽院学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
路地
43
最近始めたジャズレコード収集にとても参考になる。時の経過とともに変化するジャズを、特徴的なスタイルごとに主要プレーヤーとともに紹介してくれるので次に聴くアルバムを決めるのに役立つ。これも繰り替えしページを捲ることになる一冊だと思う。2023/07/30
元気伊勢子
10
グレンミラーの「ムーンライトセレナーデ」が好きになったのと老舗ジャズバーサムタイムに行ってみたいので、読んでみた。入門として同じジャズでも年代でかなり異なることを知ることができたのは、良い収穫だった。2021/10/10
吟遊
10
よい本です。やや辞書的、とも思える記述スタイルですが、簡潔で、しかも60年代以降もきちんとカバーしたジャズ史。ジャズ奏者のバイオフラフィーもポイントを押さえた感じ。ジャズの歴史や批評は個人の色が強く出がちだが、この本はかなり抑制している。2017/05/03
東雲
7
超初心者なのでまずはここから。途中まで読んだけど、これは実際に聴きながらじゃないとわからないわよね。ということで本日はベニー・グッドマン、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイを購入。それと、まったく知らなかったけどイーストウッドがチャーリー・パーカーの半生を描いた『バード』、バド・パウエルのフランス滞在時のエピソードをもとに作った『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』という映画をそれぞれ撮っていたこと。観たいな。2013/03/01
ないとう
4
2007年発刊の第一刷を買って本棚の肥やしにしていたものをパラパラと読み返す。ジャズ誕生からの100年の歴史が重要人物と共に網羅的に紹介されており大変勉強になる。 さらにこの本を買った当時はAmazonで買ったりTSUTAYAでレンタルしなきゃ聞けなかったものが、サブスク時代になって解説本読みながら手軽に聴けるようになって良い感じ、、というか聞けすぎで、膨大にある音源から好みのものを選ぶのが大変な世の中ですなー。2022/07/31