内容説明
己の野望をかけ、覇権を競った宿敵たち―平清盛と源義朝、源頼朝と源義経、武田信玄と、上杉謙信、織田信長と斎藤道三、豊臣秀吉と徳川家康、吉良上野介と大石内蔵助など、歴史を作った好敵手たちの本音を描く。
目次
天皇の座を狙った怪僧の真実―和気清麻呂VS弓削道鏡
“将門親皇”は天下を治める器だったか?―藤原秀郷VS平将門
源氏を滅亡させなかった清盛の誤ち―平清盛VS源義朝
武家政権樹立の犠牲者となった義経―源頼朝VS源義経
フビライ、“神風”の前に初の敗北を喫する―フビライVS北条時宗
尊氏の大軍に七百の兵で挑んだ正成―足利尊氏VS楠木正成
元就が中国地方の覇権を握った巌島合戦―陶晴賢VS毛利元就
信玄が自分の国を託したかった男は誰か?―武田信玄VS上杉謙信
親子合戦に臨んで“蝮”を捨てた道三―織田信長VS斎藤道三
無二の親友同士を引き裂いた本能寺の変―細川幽斎VS明智光秀
お市の方の心を守った勝家―柴田勝家VS豊臣秀吉
豊臣家崩壊を招いた朝鮮出兵―豊臣秀吉VS徳川家康
正室と側室の確執 秀頼出生の謎―北の政所VS淀君
真田家はなぜ身内同士で争ったのか?―真田信之VS真田幸村
忠臣蔵!運命を分けた“一日のちがい”―吉良上野介VS大石内蔵助
田沼の没落で日本の開国は三十年おくれた?―田沼意次VS松平定信
やくざ史上に残る“荒神山の血闘”―黒駒の勝蔵VS清水の次郎長
著者等紹介
土橋治重[ドバシジジュウ]
1909年山梨県生まれ。サンフランシスコ・リテラリィカレッジ中退。日本文芸家協会会員。日本現代詩人会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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