内容説明
今まで見たことのない人体の実像を目にする時がきました。最新の画像技術で「インサイド・ボディ（体内）」を冒険し、人体の驚くべき仕組みを発見しましょう。画像が導くこの旅は、生命という構造体を形成する小さな基本単位「細胞」から始まります。まずは何千倍にも拡大された赤血球が織りなす、驚くべき模様を目にします。次に皮膚という壮大な建築物や、体内器官のネットワークを形成する複雑な内臓の実態が、驚異的な画像によって明かされます。そして最後に、脳や神経をとりまく神秘的な世界が姿を現します。画期的なこれらの画像には、撮影方法や何を表わすかなどについて解説がそえられ、本書をまさに他に類をみない参考文献に仕上げています。
目次
細胞（代表的なヒトの細胞；細胞の内部；細胞周期）
組織（上皮組織；支持組織と結合組織；筋肉組織）
器官系（骨格系；消化器系 ほか）
脳と感覚（脳；聴覚とバランス；嗅覚と味覚；視覚）
著者等紹介
グリーンフィールド，スーザン［グリーンフィールド，スーザン］［Ｇｒｅｅｎｆｉｅｌｄ，Ｓｕｓａｎ］
１９８８年に女性として初めて英国王立研究所の所長に就任。同研究所は２００年以上にわたって、「生命の共通の目的のために科学を普及」している。その活動内容は幅広く、教育講座やフォーラムなど一般市民のためのさまざまな活動から、遺産プログラム、芸術科学のイニシアチブ、メディアセンター、そして最先端の化学実験室にまで至る。２０００年１月、一般市民の科学の理解への貢献を認められ、上級勲爵士（ＣＢＥ）を授与される。また、オックスフォード大学の薬理学博士号と、オックスフォード大学、フランス大学、ニューヨーク大学メディカルセンターの生理学特別研究員の資格を持っている
崎山武志［サキヤマタケシ］
聖マリアンナ医科大学診断病理学助教授、総合心療内科漢方外来責任者。東京慈恵会医科大学卒業、その後アメリカ合衆国ＮＩＨおよびＭｔ Ｓｉｎａｉ大学に留学、先天代謝異常の研究に従事。病理学会、神経病理学会会員。日本遺伝子治療学会評議員。日本東洋医学会評議員。日本小児東洋医学会理事
玉嵜敦子［タマザキアツコ］
関西学院大学法学部卒業、在学中米国サンディエゴＵＳ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙに留学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
