内容説明
本書は、クラシック音楽の曲のなかからとくに人気のある100曲を厳選して紹介しています。聴き方のポイント、使われる楽器の解説ほか、取り上げた62人の作曲家の人生・人柄・環境を知ることで、曲についてより深い理解を得ることができます。本文の下の解説では、クラシック音楽一般や、それぞれの曲の補足説明として、楽器・演奏法・作曲家の人間関係など、鑑賞の助けになる知識を紹介しています。章の終わりに設けたコラムには、クラシック音楽についての基礎知識を載せました。
目次
第1章 交響曲の名曲18―クラシック音楽の“頂点”(交響曲第104番ニ長調「ロンドン」―ハイドン;交響曲第40番ト短調K.550―モーツァルト ほか)
第2章 協奏曲の名曲21―変化する色彩、多楽章を楽しむ(ヴァイオリン協奏曲「四季」―ヴィヴァルディ;ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調―J.S.バッハ ほか)
第3章 管弦楽曲の名曲28―楽器の音色に、心弾ませる(管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1068―J.S.バッハ;組曲「水上の音楽」―ヘンデル ほか)
第4章 器楽曲・歌曲・室内楽曲の名曲33―クラシック音楽の楽しみ方は無限大(無伴奏ヴァイオリンのための「ソナタ」と「パルティータ」―J.S.バッハ;無伴奏チェロ組曲第5番―J.S.バッハ ほか)
著者等紹介
山本友重[ヤマモトトモシゲ]
東京都交響楽団・コンサートマスター。1969年、名古屋市生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。東京芸術大学音楽学部卒業。大学在学中より、すばる弦楽四重奏団、アール・レスピラン、ジャパンチェンバーオーケストラ、フェスティバルソロイスツなどでの室内楽的な活動のかたわら、数多くのオーケストラのゲストコンサートマスターを務めた後、弱冠22歳で東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターに就任。99年退団。2000年からは、東京都交響楽団のコンサートマスターを務める。また、NHK FMリサイタルや、自主企画によるリサイタルをはじめ、ソリストとしての活動も展開中
多田鏡子[タダキョウコ]
1955年、北海道生まれ。成蹊大学卒業。同大学在学中より、ジャズ・ボーカリストとして活動を開始。現在、クラシック音楽を中心とする執筆活動や、ジャズ・ボーカリストとしてのライブ活動、ボイストレーナーとして多ジャンルの歌唱指導など、音楽に関わる幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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