出版社内容情報
現代的な労働法実務に対応したた実務家向けシリーズ<全13巻>。第2巻は「雇止め・無期転換の法律実務」。雇止め・無期転換は非正規労働者の問題であり、解雇問題の一部として扱われてきたが、近年、非正規労働者の増大により相談数が急増したことから、独立した構成をとった。2013年に始まった「無期転換ルール」は、新たな労組の結成や雇止め裁判を生んだため、重要なテーマとして詳しく解説する。
内容説明
徹底的に実用的!相談・申入・訴状までこの1冊でわかる。ニーズの高いテーマを第一線の弁護士が解説。今すぐ使える裁判実務の書式フォーマットも掲載。
目次
第1部 雇止め事件(総説;労契法19条の構造と「申込み」・「拒絶」;実質無期型と期待保護型;雇止めにおける客観的合理的理由と社会的相当性;不更新条項・更新上限条項をめぐる問題 ほか)
第2部 無期転換申込権をめぐる問題(無期転換申込権・総説;無期転換申込権行使にかかる論点;空白期間(クーリング期間)
無期転換後の労働条件
無期転換阻止を狙った解雇・雇止め ほか)
著者等紹介
佐々木亮[ササキリョウ]
東京都立大学法学部卒業。2003年弁護士登録(修習56期)。現在、日本労働弁護団幹事長、ブラック企業被害対策弁護団顧問などを務める。旬報法律事務所所属
城塚健之[シロズカタケユキ]
東京大学法学部卒業。1987年弁護士登録(修習39期)
塩見卓也[シオミタクヤ]
京都大学法学部卒業。2006年弁護士登録(修習59期)
嶋〓量[シマサキチカラ]
中央大学法学部卒業。2007年弁護士登録(修習60期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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