内容説明
本書は、古典落語のなかから、とくに人気のある100席を厳選し、あらすじをまとめたものです。100の演目は、それぞれ9つのテーマを設けて章ごとに分別しています。落語には、「笑い」のほかにも「涙」や「感動」「男女の世界」といった、人を惹きつける多彩な要素があり、個性豊な登場人物がいます。それらを章ごとに楽しめます。
目次
第1章 これだけは押さえておきたい超基本ネタ
第2章 とにかく大爆笑~抱腹絶倒もの
第3章 動物と子供にはかなわない
第4章 ほろりと泣ける人情噺
第5章 ヒーロー&ヒロイン登場
第6章 近くて遠きは男女の仲
第7章 一度は聴きたい大ネタ
第8章 愛すべきダメ人間たち
第9章 落語の風情にどっぷりひたる
著者等紹介
金原亭馬生[キンゲンテイバショウ]
昭和24年、東京・銀座生まれ。昭和44年3月、十代目金原亭馬生に入門し、金原亭小駒で初高座を勤める。その後、馬治で二ツ目となり、昭和62年に真打昇進。スポニチ若手演芸大賞、国立演芸場花形演芸大賞など数々の賞に輝き、平成11年には十一代目金原亭馬生を襲名した。粋で端正な高座姿と、艶っぽい滑らかな語り口に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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る*る*る
19
落語100編を初心者に、わかりやすく、解説&分類紹介されている。2〜4ページに解説された粗筋は会話文も多く使われ、読んでも楽しめる。専門用語解説もあって嬉しい。一編毎に、定番度・爆笑度・感心度・ハラハラ度・痛快度・季節限定度…などの★5つ評価もわかりやすくて助かる!2016/06/03
えいとん
0
会話のタネを見つけたいなシリーズ第一弾。「時そば」「まんじゅうこわい」のような聞いたことあるものから初見のものまで、解説もわかりやすくよかった。タイトルを覚えるのは無理だったが、50~60/100くらいは話題が振られたときには応えられるはず。まずまずの収穫。2013/06/06
takexi
0
最近ちょっと落語に興味があるので、まずはざっくり把握してみようということで読んでみた。読んでみたのと、CD聞いて思ったのが、やっぱり生で見てみたいということ。あらすじだけで、ふふ、となるものが真打ちにの手にかかれば大爆笑になる。何かの機会に行ってみたい。2012/04/28
ほしけも
0
落語について知りたかったので読みました。 youtubeで検索したり、CDを買うときなど参考になります。
めめたぁ
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あらすじだけでも面白いけど、やっぱり生で見てみたいねえ。2009/06/07