内容説明
旧約・新約聖書に記された50の名場面を紹介。世界のベストセラー・聖書がダイジェストでわかる。
目次
第1部 旧約聖書―『旧約聖書』の成立と内容(天地創造;アダムとエバ;カインとアベル;ノアの箱舟と大洪水 ほか)
第2部 新約聖書―『新約聖書』の成立と内容(マリアの受胎告知;イエスの降誕;イエスの幼年時代;洗礼者ヨハネ ほか)
著者等紹介
池田裕[イケダユタカ]
1940年、旧満州瀋陽(奉天)生まれ。青山学院大学大学院博士課程修了後、エルサレム・ヘブライ大学にて学び(1969~1977年)、Ph.D.(哲学博士)を取得。茨城キリスト教大学教授、筑波大学教授を経て、筑波大学名誉教授、中近東文化センター学術局長。日本を代表する旧約聖書学(古代オリエント学)の碩学
森実与子[モリミヨコ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。美術関係の出版社勤務を経て、フリーの文筆業に。西洋史、キリスト教、日本史の女性たちを中心に多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
19
児童書コーナーで見つけただけあって、簡潔にまとめられています。でも、私が理解できたのは、これまでの知識があったからかもしれませんが。30分と歌われていますが、そんなにすぐには読みきれません。入門書への足掛かりとしてはいいのかも?2018/06/02
氷柱
4
195作目。3月20日から。朝の勉強本。キリスト教の原典が美術鑑賞をする上で重要な情報であるとはわかりつつも今まで触れたことのなかった分野であったので一番簡単な本に当たってみようと手に取った。30分でさらうにはボリューミーではあったが、全体的にコンパクトにまとまっていた。足がかりにするにはちょうど良い。2016/04/02
ごみくず
1
通読1★4.感想を書くため再読。やはり30分では読めないが、図解を先にみて、右ページの文章を読むと頭に入ってき易い。内容を読むと、天地創造から神の人格が酷過ぎて腹立たしくなる。理不尽でどう考えても底意地が悪いのである。アダムとエバの「原罪」にしても、アベルとカインにしても。女性の男性への従属もこの時神に定められており、現代で男女平等を訴える女性はユダヤ教は苦々しいものかもしれない。また、イエスが登場した時代は仏教でいう末法で尚且つ元に征服された状態でイエスの教えは法然親鸞に似ており、旧派と権力者に狙われた2021/09/21
ごみくず
0
速読.第1刷が2006年7月31日なのでおそらくこの位に読んでる。「30分でわかる」というタイトルに惹かれコンビニで購入したが、30分では読めない位内容はしっかりしていて、途中から流し読みした記憶がある。文書をまとめた図解があるのでそこだけ見れば30分といったところ。いわゆるスピリチュアル向けではなく、聖書を追いながら中東やユダヤ人の歴史を学ぶにとてもよい。宗教と民族史と人間生活の発展や思考のバックボーンを連動して捉えたい人はこういう本で十分だと思う。西洋の宗教画も見られるので感性も磨ける2006/10/23
あり
0
30分では読めない。知りたいところだけざっくりわかる。2013/03/08