内容説明
『君主論』の各論についてわかりやすく解説。さらに、その内容を理解しやすいように、洋の東西を問わず、歴史上の人物や経済界や政界で活躍したリーダーたちのエピソードを紹介。ビジネスの現場や、さまざまな組織を動かしていくために、実際に役立つような提案も交えた。
目次
第1章 なぜ「君主論」は権謀術数のバイブルといわれるのか(なぜ『君主論』は世界中から排撃されるようになったか;ヨーロッパの思想家たちに再評価された名著 ほか)
第2章 君主の人心掌握術―いかに部下を操縦するか(君主は才能ある人物を登用し、その功績に十分に報いなければならない;無能な側近を選んだ君主は力量を疑われる ほか)
第3章 君主に求められる資質―君主は悪評を恐れてはいけない(君主に求められるのは正義と力である;君主は必ず悪評が立つと、覚悟しておかなければならない ほか)
第4章 統治の維持―「反抗なき支配」をいかに築くか(世襲はいちがいに悪い方法とはいえない;新しく興した国の支配はなぜ困難なのか ほか)
第5章 外敵との戦い方―いかに組織を守るか、軍備のあり方とは(中立を保つことは有効な手段ではない;ひとたび締結した協約を撤回しても非難の対象にはならない ほか)
著者等紹介
金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、1977年より広島大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。専門はドイツ文学、ドイツ思想
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