学校で教えない教科書
面白いほどよくわかるマキャヴェリの君主論―人間と組織の本質を説く権謀術数の書!

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537252910
  • NDC分類 311.237
  • Cコード C0010

内容説明

『君主論』の各論についてわかりやすく解説。さらに、その内容を理解しやすいように、洋の東西を問わず、歴史上の人物や経済界や政界で活躍したリーダーたちのエピソードを紹介。ビジネスの現場や、さまざまな組織を動かしていくために、実際に役立つような提案も交えた。

目次

第1章 なぜ「君主論」は権謀術数のバイブルといわれるのか(なぜ『君主論』は世界中から排撃されるようになったか;ヨーロッパの思想家たちに再評価された名著 ほか)
第2章 君主の人心掌握術―いかに部下を操縦するか(君主は才能ある人物を登用し、その功績に十分に報いなければならない;無能な側近を選んだ君主は力量を疑われる ほか)
第3章 君主に求められる資質―君主は悪評を恐れてはいけない(君主に求められるのは正義と力である;君主は必ず悪評が立つと、覚悟しておかなければならない ほか)
第4章 統治の維持―「反抗なき支配」をいかに築くか(世襲はいちがいに悪い方法とはいえない;新しく興した国の支配はなぜ困難なのか ほか)
第5章 外敵との戦い方―いかに組織を守るか、軍備のあり方とは(中立を保つことは有効な手段ではない;ひとたび締結した協約を撤回しても非難の対象にはならない ほか)

著者等紹介

金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、1977年より広島大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。専門はドイツ文学、ドイツ思想
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
改めて歴史は繰り返す。時代とテクノロージーが違うだけで、人の行動、心理は変わらない。いつの時代も株が暴落したら投機家が売りに走るレミング現象、旧日本海軍のレイテ突入の際、急に反転し機会を失った。トップの急な判断変更により多くの機会を失った企業も多い。ノルマンディー上陸作戦で実は他の海岸にダミーの戦車を置いて敵の気をそらし歴史的な成功を納めた奇策法。真珠湾攻撃の際的を徹底的に壊滅しなかったので相手に戦術のヒントとして航空の時代の幕開けを教えて古い考えを捨てる勇気を与えた。歴史から見ると多くの教訓が分かる。2014/05/16

コダマ@ようやっとる!

5
相手もおんなじ事考えてると思ったら、人間不信になりそうなので、自分が君主になったときに考えればいいかな。2017/04/04

anko

2
「隣国を援助する国は滅びる。忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと思ってはならない 。報酬や援助を与えれば、敵対 関係すらも好転させうると思ってはならない」有名な、現在の日本に当てはまるこの名文が見当たらず。残念2015/01/21

RuiRui

1
「へつらいおもねるもの達はペストと考えよ」。戦国時代さながらの都市国家が群雄割拠していた当時のイタリアならではかと思う。例えがあまり例えになっていない項目もあって、後半は見出しだけ見て飛ばし読みしてしまった。2014/03/14

カラヤ3

0
マキャベリの言う各論は「なるほど」と思う物が多かったが、各論毎に書かれているエピソードは監修者が選び書いたものであるため皮相的であり、研究が浅いと感じた。2017/08/01

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