目次
第1章 日本の神々と神社の原像―“神道”の源流を縄文信仰にたずねる
第2章 記紀に登場する神々の素顔―天つ神と国つ神=八百万の神々の素顔
第3章 活力を再生するマツリと祝詞―祭りの正しい理解と祝詞のいろいろ
第4章 神々との交流の場・神社の基礎知識―神社の格式と御神徳~企業の神社まで
第5章 暮らしに生きる神道の行事―四季を彩る年中行事のいろいろ
第6章 伊勢神宮の不思議を知る―伊勢神宮の創建と祭神にまつわる謎
第7章 古くて新しい神道の精神的伝統―世界神道としての“可能性”を考える
第8章 甦る古神道の秘儀と知恵―“神道的発想”で日本の明日を拓く
著者等紹介
菅田正昭[スガタマサアキ]
1945年、東京都生まれ。学習院大学法学部政治学科卒業。業界紙記者を経て、著述業。特に宗教史家としてこの分野の著作には定評がある。また、71年5月から73年12月まで、伊豆諸島最南端の東京都青ヶ島村の役場に勤務。90年9月から93年7月までは同役場助役として行政に携わる。日本民俗学会会員
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感想・レビュー
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メガネねこ
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★★★★☆伊勢神宮に行って、確かに霊的なエネルギーをしっかり感じたので、神道について基本的なことを学習したくて手にとってみた。 まさに、打ってつけの本で、神道の歴史や伊勢神道の基本的事項について易しく解説されていて良かった。 本書を読んでみて、日本人ならば神道について知っていたほうが良いと思いました。 というのも、やはり日本人にとって、正月や節分といった年中行事は慣習として染み付いているものだろうし、天皇との関係性は日本人DNAの中に切っても切れないアイデンティだからだ。 日本人であれば、2009/09/12
ヤヤネヒロコ
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要はムックなんだけど、図解と話がとってもわかりやすい。古神道系のマイナーな神様にも触れてあるし、祓い禊ぎにはじまる神道の思想について、ざっくり話を知りたいひとにはお勧めできるかも。オトタマ、語源の話も面白い。2011/09/06