出版社内容情報
昨今のナチュラルガーデン、自然庭園などの流行によって多様な植物の混植が増えているため、総合的に調えられる剪定の本が求められています。この本では家や庭全体を見た際の植栽、剪定方法を考えて剪定を行なっています。
内容説明
初心者でもできる無理のない剪定法。冬の剪定と夏の剪定、Before Afterでよくわかる。邸宅の雰囲気に合わせたバランス型剪定法。
目次
1章 庭に合わせた樹木の剪定(開放的な落葉樹の庭;見る人を楽しませる庭;高木の森を思わせる庭;収穫を楽しむ果樹の庭;鮮やかなバラの庭;駐車場の憩いのスペース;大きなシンボルツリーの庭;くつろぎのウッドデッキの庭)
2章 キホンの剪定(庭の基礎知識;庭木の剪定)
著者等紹介
田口裕之[タグチヒロユキ]
木ごころ代表。埼玉を拠点に主に雑木や宿根草、石や天然木を使った自然風庭作り、外構工事を行う。過度な装飾をせず、用の美を大切に1棟ずつ丁寧に仕上げる。第12回国際バラとガーデニングショウ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クリママ
43
庭仕事は大好きだけれど、草むしりや剪定に心の引っ掛かりがある。でも、選定しないと夏には覆い茂った葉で庭が真っ暗になり、下の草木に日が当たらない。みんなに等分に日差しが届くように枝を切る。枝の切り方など、参考になることも多いが、簡単に二階の屋根を超える樹冠を詰めることはできない。庭に惹かれて読んだが、我が家のように建て替え前からの木々を残し、そして25年もたった庭には当てはまらない。美しくというより、みんなが生き生きできるような剪定をと思ったが、残念ながら私の望む答えはなかった。2022/05/10
リコリス
33
カイガラムシはミモザにつきものの害虫に納得。去年はかなり戦ったなぁ。日当たりと風通しが鍵。花期後5〜6月には次の年の花芽をつけるから剪定できる時期がほとんどない。花が終わった直後に剪定しながら害虫チェックしなきゃ。ツルバラは古葉を全て摘み取り鉛筆より細い枝は5〜10㎝程度に切り揃える。古い枝は花付きが悪くなるので5年を目処に更新し全体を誘引。クリスマスローズは冬季の葉は全て地際から間引いてスッキリさせる。オリーブは内部の細い枝を間引き離れて見た時に幹が見える程度まで枝数を減らす。2月下旬にしよう。2022/02/13
まさまま
25
勉強中の本😊🌳剪定をする時に話しかけるのは私だけでしょうか?我が家のクリスマスローズ、株が年々大きく育っています😊種から増えた子もいます🥰冬季の葉はしっかり根元から切り取ろう✂️風通しよくし、病害虫対策にもなります。モッコウキバラも今年はたくさんの花芽をつけてくれました🥰開花が楽しみです【反省】ミモザのカイガラムシ、今まで放置していました😓薬剤散布とか、こ削げとるとか苦手なんだよなぁ…でもやるしかないかなぁ😭😣2022/04/14
スリカータ
16
庭師を頼むほどではなく、自分で剪定する際に参考になります。個人的には、這性のローズマリーの形を整えるのが難しいと思っていたので、この本にローズマリーの剪定が載っていて嬉しくなりました。奥行きのある庭の写真にも癒されます。手入れの行き届いた庭は癒しの空間ですね。2022/06/04
kurumi
0
昔、テキトーに実家の庭木を切った難しさを思い出して。枝先じゃなくて切るなら元から切るのね。花芽は切らないように、と。庭木なんてないのでサクッと読みました。2022/01/29