出版社内容情報
はじめに
第1章 微分積分の生い立ち
Column 微分が何を細かくするか
第2章 微分でわかること
column 数学史に名前を刻み損ねた日本人
第3章 積分でわかること
大上 丈彦[オオガミ タケヒコ]
監修
内容説明
微積分を楽しく理解!数学的センスを磨く!
目次
第1章 微分積分の生い立ち(微分積分の起こり;高校ではなぜ難しくなるのか;発明者たちを知る ほか)
第2章 微分でわかること(座標と座標軸;平面上の点が表すもの;関数って一体何? ほか)
第3章 積分でわかること(積分はなぜ必要?;取り尽くし法;細分化による取り尽くし法 ほか)
著者等紹介
大上丈彦[オオガミタケヒコ]
プログラマ、ディレクター、予備校講師などを経て、2000年に企画編集プロダクション“メダカカレッジ”を主宰。自らの執筆の傍ら、わかりやすい入門書のためのコンサルティング等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
51
学生の時に苦労して勉強した微分積分。残念ながら社会に出たら全く使う場面はない。私の人生に不必要だった。と思える今だからこそより一層理解したいという欲望がむくむく湧いてくる。そして目の前には「眠れなくなるほど面白い」と宣伝された微積分の本!眠れなくなるのは困る。が、もう読むしかない。と読み出したら基礎の前の誕生から私達の生活にどう関わっているかまで分かりやすく図解で学ばせてくれるという手取り足取りの一冊。意味不明だった関数に難解だったグラフは曲線、そして記憶を喪失した体積。難しいは変わらず、でも面白かった!2024/01/29
Y2K☮
34
衝動買い。馴染みの無いジャンルなので読んでみた。なるほど。習ったはずなのに見事に何ひとつとして覚えていない(笑) おかげで微分に関しては基礎的な部分は理解できた。傾きを表す関数を作る。積分は難しい。もう少し腰を据えてやらないと。ただどちらも仕組みというか何故必要なのか納得できた。文系理系という分け方は便宜的なもので絶対的な属性ではないと思う。単に英語や国語や歴史が好きで数学や物理や化学に興味が無かっただけ。できないから嫌いというのは成績が全てだった学生時代の話。今は分からなくても興味さえ抱ければ楽しめる。2018/12/07
まるほ
33
私はいわゆる“文系”人間で、高1の早々に数学は “捨て科目”となり、微分はちょっとかじった気がしますが、積分は全くやった記憶がありません。この年になって、“教養”として微分・積分を知るのも悪くないかな、と一時の気の迷いが生じ、とりあえずすぐに挫折しないようにと、理解しやすそうな入門書を手に取った次第。▼文字式に生理的な拒絶感を覚えてしまいますが、著者の丁寧な解説のおかげで、なんとか雰囲気がつかめ、入口には入れた気がします。▼高校の時にこの気持ちになっていれば…。別の入門書も読んでみたい気になりました。2020/01/26
デーカ
29
知っていないと日常生活で困るわけではないんですけどね。たまには頭の活性化をと思い手に取りました。イラストやグラフがイメージしやすく助かります。数学のテキストというよりは、数字のパズル本のような感覚で楽しめました。2018/11/27
hippos
26
「ニュートン式超図解〜」と同様読みやすく書かれているが、例えば息子に勧めるなら「ニュートン式〜」が先で次に読むのが本書って感じだろうか? まったくの初学者にはもう少し説明が欲しい箇所もあるのでは?2019/03/20