にちぶん文庫<br> 稲川淳二の二度と話したくない怖い話

にちぶん文庫
稲川淳二の二度と話したくない怖い話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784537063424
  • NDC分類 147
  • Cコード C0195

内容説明

稲川淳二が少年時代より現在まで、実際に遭遇した心霊体験の数々―「別所坂の少女の霊」「弁天岩の心中死体」「古井戸から現われた妖僧」「北国の病院の怪」…など、身も凍る戦慄の怪奇世界があなたを誘う。

目次

第1章 霊感少年を襲う恐怖の体験(別所坂の少女の霊;骨を求める大男の怨霊;謎の自殺を遂げた劇団女優;インド洋に散った三男の帰宅)
第2章 忘れられない戦慄の怪奇現象(弁天岩の心中死体;古井戸から現われた妖僧;西伊豆の怪―海中に消えた少女;こけら落としの夜;二十五歳の約束)
第3章 闇に蠢く亡霊の恐怖(北国の病院の怪;幽霊の届け物;ラブホテルに潜む女霊の恐怖;霊場恐山 イタコに招かれた死霊;義父の情欲にとり憑かれた人妻)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

149
本書は稲川淳二さんであって稲川淳二さんでない何だかなと思う読みながら何時になく変な感じのする一冊なのですね。その理由は、あの独特な語り口ではなく普通の人の文体で書かれているからで、本人でなくゴーストライトと言われても信じられそうで、内容的には素晴らしいのですが、唯一ご本人らしくない点が残念でしたね。『二十五歳の約束』稲川さんの二十五歳の時の話で芸能界の友人の用事に付き合った帰りに気まぐれで歩いたのは旧友の家の近くで帰宅すると何と母親から彼の死を知らされる。稲川さんは友人・井川と以前にした約束を思い出した。2020/11/21

ラルル

18
ブックオフで50円という驚異の価格で思わず入手。前半は稲川さんの幼少期の不思議な体験、中盤は聞いた話、そしてラストは官能小説バリの艶っぽい話でびっくりしましたが、昨今の怪談本とは違う懐かしい香りがして楽しめました2020/11/25

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