NICHIBUN BUNKO
逃亡日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784537060232
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人気漫画家が語り下ろす壮絶な、でもちょっぴり笑える激動の人生!

大ベストセラーとなった『失踪日記』では描かれることのなかった、著者の生い立ち・漫画化デビューから、失踪・アル中体験……壮絶&悲惨にもかかわらず、漫画家としての冷めた視線で淡々と語られる人生。失踪時代に放浪した地を訪ね歩く口絵も収録。誰も知らなかった吾妻ひでおがここにいる!

口絵 
失踪の地を行く&妄想★劇場

内容説明

人気漫画家でありながら、ある日突如失踪。その強烈な経緯を描いた『失踪日記』で再び脚光を浴びる…その波乱の人生を、生い立ち・作家デビューから失踪・アル中体験にいたるまで、コミカルかつ冷静な視点で淡々と語る。失踪時代に放浪した地を再訪する口絵も収録。誰も知らなかった吾妻ひでおがここにいる!

目次

MANGA 受賞する私
1 失踪時代
2 アル中時代
3 生い立ちとデビュー
4 週刊誌時代
5 『不条理』の時代
6 『失踪日記』その後
MANGA あとがきな私

著者等紹介

吾妻ひでお[アズマヒデオ]
漫画家。1950年、北海道生まれ。70年代、『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

31
う・う・うっ、アジマ先生に悲惨な過去が、親父さんが弁当にカツブシを乗せ醤油ぶっかけ「これもってけ」、よくまぁ、健やかに育ったもんだ。いやいや健やかじゃないだろう。2015/11/19

西澤 隆

10
独身の頃SE仕事で酷い事故に遭遇して「黙ってこの町を出て行こう」と思ったことが2回くらいあった。幸い結婚してからそこまでやらかしてはいないけれど家族を置いて逃げちゃった吾妻サン、どんな感じだったんだろう。個人的には彼のまんがを読んだことが今までなかったし失踪話もなにかで拾い読みしたくらい。もしかしたら買った本としては「初吾妻ひでお」かも。内容は楽屋落ち的な対談本だけれどこれだけ読んでも伝わるものはある。心がぽとんぽとんしてる時のコンビニの立ち読みで誰かの失踪をちょっと押しとどめてくれたりすると、いいなあ。2015/12/01

スプリント

7
絵柄は今も十分通用しそうですね。ホームレス期間の体験談も業界裏話もどちらも面白かったです。2017/06/10

ネギっ子gen

6
<『失踪日記』の便乗本>って、自虐っているが、ま、よくできてる本だ。カラー口絵なんか、編集さん力入ってるじゃん。【同郷人として、えらく共感】<北海道はすごいよ。二重窓って関東の人とかには考えられないでしょ>。ンだ。そうだべさ。すごくシバれるから身を守るための防寒対策する、ンで結果として、道産子は寒さに弱かったり。【同感】<酒が切れたちゃうと自殺する気力がなくなっちゃう。勢いだからね。気合が入って元気だから「よし!」って>。そうなんですよね。「勢いだからね」って言い得て妙。気力がなけりゃ自殺もできやしない。2020/02/12

☆☆☆☆☆☆☆

3
『失踪日記』の便乗本(と本人も言っている)。とりとめのないインタビュー、というか雑談をダラダラとそのまま本にしたもの。うーん、熱心なファンなら面白いのかなぁ。まぁわざわざ買うほどの本ではないです(と本人も言ってる)。2015/12/06

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