内容説明
不死鳥の国の魅力を探る。イギリス人はなぜフランス嫌いなのか。英国王室にはなぜスキャンダルが多いのか。イギリス料理はなぜおいしくないのか。イギリス人はなぜスポーツ好きなのか。歴史と文学を軸にイギリスが丸ごとわかる。
目次
プロローグ 「テレホン!」にご注意
第1章 イギリス人はフランス嫌い―フランスに征服されてできた国、イギリス
第2章 大英国誕生の謎をさぐる―人種のるつぼはどのようにして形成されたか
第3章 イギリス王室の秘密(1)―ノルマン王朝からプランタジネット王朝まで
第4章 イギリス王室の秘密(2)―チューダー王朝からウィンザー王家へ
第5章 現代イギリス探訪―伝統を重んじる国のゆっくりとした変化
第6章 イギリス人の生活ア・ラ・カルト―料理、嗜好品、趣味、宗教
エピローグ わが愛しのイギリス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
7
やっぱりイギリス史って面白い!こういった本を読んでいると、とても落ち着きます。石井美樹子氏の著書なので、面白くないはずはない。ご自身のパスポート盗難事件から始まり、簡略なイギリス史、そしてイギリスにまつわるプチ・エッセイという感じ。2013/04/14
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
4
古代~現代のイギリスの謎に迫る話でまた一つと面白いことを知りました。ストーン・ヘンジの石の数を言い当てると死を招くとか、アン女王はアルコールの飲みすぎで肥満だったとか、階級というものの仕組みとかもっと知りたくなりました。ただ、私の勉強不足で古代王室(七王時代?)まったくわからなくてとばして読んでしまいました。英国史の本を読み直したいとおもいます。2012/08/14
雀
0
★★★☆☆☆ メアリー・スチュアート持ち上げ過ぎてるけど、英国史の概略掴むのには良さそう。ノルマンコンクエスト以前の記述が嬉しい。2015/03/06