認知症の人のこころを読み解く―ケアに生かす精神病理

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認知症の人のこころを読み解く―ケアに生かす精神病理

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535985292
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C3011

出版社内容情報

生物学的研究が盛んな認知症だが、豊富な事例報告をもとに、本人の言動や態度に目を向ける心理的アプローチの必要性を問いかける。

目次

第1章 認知症の人のこころの世界―“からくり”から認知症ケアへ(認知症の人の不安やつらさについての気づきとなったAさん;認知症の人の不安の内実 ほか)
第2章 無気力・無関心、うつ状態を見極める(アルツハイマー型認知症の人は無気力・無関心か;最も多い「環境反応性」のうつ ほか)
第3章 不安の背景に迫る―認知症によって不安は変わるのか(「誰かが来る」という不安;「音がする」という不安 ほか)
第4章 ピアサポートの力に目覚める―専門職と当事者との協働のなかで(事例紹介;初診時に気をつけていること ほか)
第5章 患者のストーリーを紡ぐ(事例1「あなたは私の夫ではない。私の夫を探してきて」;事例2「私には字引がついている」)

著者等紹介

高橋幸男[タカハシユキオ]
1974年東北大学医学部卒。岩手県立南光病院、鳥取大学医学部精神医学教室、道後町村組合立隠岐病院、島根県立湖陵病院を経て、1991年エスポアール出雲クリニックを開設。認知症デイケア(小山のおうち)、精神科デイケア、高次脳機能障害デイケア、小規模多機能型居宅介護施設を併設。同クリニック理事長・院長。島根大学医学部臨床教授

上田諭[ウエダサトシ]
1981年関西学院大学社会学部卒。朝日新聞社勤務(記者)。1996年北海道大学医学部卒。東京都老人医療センター(現東京都健康長寿医療センター)精神科、日本医科大学付属病院精神神経科などの勤務を経て、2022年4月から東京さつきホスピタル精神科常勤医

水野裕[ミズノユタカ]
1987年鳥取大学医学部卒。愛知県立城山病院、一宮市立市民病院今伊勢分院、いまいせ心療センター勤務を経て、2019年7月から、まつかげシニアホスピタル副院長。認知症介護研究・研修大府センター客員研究員兼務

大塚智丈[オオツカトモタケ]
1988年徳島大学医学部卒業後、同大学の神経精神医学教室に入局し、同大学医学部附属病院で勤務。その後いくつかの病院を経て、1992年国立療養所西香川病院精神科勤務。2000年同院が地方移譲により公設民営の病院となる。2006年には町の合併により現在の三豊・観音寺市医師会三豊市立西香川病院となり、2014年同院院長就任

齋藤正彦[サイトウマサヒコ]
1980年東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神神経科講師、医療法人社団慶成会青梅慶友病院副院長、よみうりランド慶友病院副院長、翠会和光病院院長等を経て、2012年7月から東京都立松沢病院院長、2021年4月から同名誉院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みそあお

0
タイトル通り。こうして目の前の患者に真摯に向き合ってくれる主治医との出会いは、患者や家族にとってもかけがえのないものだったと思う。その記録を読ませてもらえたのはありがたい。日々仕事で関わる人たちの中にも、認知症の診断を受けた方がいる。どういう支援をしたらよいか、ヒントが得られればと思って読んだが、認知症の人の苦悩を知り言葉にならない。言語化できなくとも、自身の変化に対し、不安や心細さ(寄る辺なさ)は誰もが感じるだろうと思うし、そうした姿を見る家族の辛さにも触れられた。そのことを忘れず、関わりたい。2023/10/02

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