出版社内容情報
お風呂好きに贈るお風呂オンリーアンソロジー!古今東西、お風呂や温泉にまつわる傑作短編を集めました。一入浴につき一話分。お風呂のお供にぜひどうぞ。熱読しすぎて湯あたり注意! お風呂小説のすばらしさについて熱く語る!?編者特別コメントつき。
有栖川 有栖[アリスガワ アリス]
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内容説明
古今東西、お風呂にまつわる傑作短編を集めました。滑稽話に純文学、ミステリにファンタジー、さらにSF、幻想、現代小説と各種取り揃えております。お風呂の種類も内風呂、銭湯、サウナ、温泉とよりどりみどり。一入浴につき一話分、お風呂のお供に小説浴はいかがですか?熱読しすぎて湯あたり注意。お風呂好きに贈るお風呂オンリーアンソロジー。お風呂小説の面白さについて熱く語る!?編者あとがきつき。
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行う。94年作家専業となる。2000年本格ミステリ作家クラブの設立に参加。03年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
66
読破。編、も含めて有栖川有栖さんが絡む本は初読み。いろいろな時代、ミステリーだけじゃないジャンルの作品が収録されていて──、どんだけお風呂好きなの日本人! みたいな(笑)まさか最初が式亭三馬の『浮世風呂』だったとは、びっくりだ。2014/02/10
nyanco
58
有栖川有栖さん編のアンソロジー!ということで飛びついたのですが、少し思っていたものとは違いました。 古今東西、トップバッターは式亭三馬・・・、う~~ん、古典ってだけで一気に敷居が高くなってしまう私。 なかなか読むペースが上がりませんでした。 有栖川さんってことで、勝手にミステリー系のアンソロジーだと思い込んでしまっていたので・・・ 古典名作から、現代作家まで取り揃えたアンソロジーでした。 ラストのマハさんは、既読作品だったのもちょっと残念。 一入浴につき一話分、のんびりと読書するのに向いた本でした。2013/05/12
たーちゃん
57
有栖川有栖さんが、12人の作家が書いた12個のお風呂にまつわる短編を一冊にまとめた本。色んなジャンルがありそれなりに楽しめましたが、私にとって読みにくい短編も多々あり…なかなか思うように進まなかったです(^_^;)ただ、最後の原田マハさんの短編が気に入りました♪2014/08/04
ちょろんこ*勉強のため休止中
40
「玄関風呂」が味があって良かった!井伏鱒二って意外と天然だったのね(^。^;)。あと「水に眠る」も好き。不思議だけど切ない...独特の雰囲気に惹かれました。お風呂に着目したアンソロジーってなかなか目新しくてステキ!(^^)「秘湯中の秘湯」の空中風呂に入ってみたい!!2013/04/22
たか
34
なかなか楽しめた。お風呂小説のアンソロジー。昔の小説がとくに印象に残った。電気風呂の話はなかなから強引やけどよかった。2017/11/26