出版社内容情報
ドイツで伝説と呼ばれ、2年連続「デュエル勝利数1位」、遅い移籍――
「不可能」だと思われたことをことごとく覆してきた
「日本人が屈強なヨーロッパ人に対してフィジカルで勝つことはできない」
「ドイツ語もしゃべれない日本人がキャプテンを務められるのか?」
「海外への移籍は若いうちにしたほうがいい」……
そんな常識を次々と覆したのがサッカー日本代表の遠藤航だ。世界でも屈指のフィジカル能力を誇るリーグ・ドイツのブンデスリーガで2年連続「デュエル勝利数1位」(1対1の対決)を記録。アッと驚かせた。キャプテンとしてシュツットガルトでは「LEGENDO」(レジェンドとエンドウを掛けた造語)と呼ばれるキャプテンとなっているが、その移籍はサッカー界では遅い25歳のときだった。
なぜ遠藤航はこれまで不可能だと思ったことを可能にできたのか
正解を作らず「最適解」を探してきたその哲学と、遠藤が選び、決断したことを赤裸々に告白する。
サッカーの奥深さ、人が成長するために必要なステップ。
カタールワールドカップで「不可能」と言われ続けるベスト8入りを目指す、日本代表をの知られざるストーリーとアッと驚く「サッカーの見方」。
発行: 日本ビジネスプレス
発売:ワニブックス
内容説明
4年で市場価値を600%アップさせた、正解を求めない30の思考法。世界に出て知った「日本の長所」。長友佑都、本田圭佑、岡崎慎司の言葉。日本人でも「1対1」で勝てる理由。大一番でも緊張しない「事前準備」とは。「ドイツでキャプテン」叱るべきか?ドイツで「LEG“ENDO”」と呼ばれた男の真実。
目次
第1章 「正解はない」をスタートにする(「正解はない」をスタートにする;日本には「正解のない」強みがある ほか)
第2章 最適解の探し方~疑う。(置かれた立場に納得しない;「失敗」という評価は鵜呑みにしない ほか)
第3章 最適解を探す~不可能をなくす。(いままでにないデータにフォーカスする;「デュエル」で勝つためのトレーニング ほか)
第4章 最適解を見つける(明確な目標を持つ;逆算から小さなステップを踏む ほか)
第5章 日本サッカー進化論(「世界と差がある」から距離を縮められる;「戦術」を欲しがらない ほか)
著者等紹介
遠藤航[エンドウワタル]
1993年2月9日生まれ。神奈川県出身。中学3年時に湘南ベルマーレユースからオファーを受け、神奈川県立金井高校進学と同時に湘南ベルマーレユースに入団。2010年、湘南ベルマーレに2種登録選手として登録され、Jリーグデビューを果たすと11年よりトップチームに昇格。主力選手として活躍し、19歳でキャプテンも務める。15年に浦和レッズに完全移籍。17年にはAFCチャンピオンズリーグで優勝し、初の国際タイトルを獲得した。また、2015年には日本代表に初選出され、ロシアワールドカップのメンバー入り。同年ベルギーのシント=トロイデンWへ完全移籍。19年8月にVfBシュツットガルトへ期限付き移籍。主軸として1部昇格に貢献、20年4月に完全移籍となる。20-21、21-22シーズンと連続でブンデスリーガ1位のデュエル勝利数を記録。21-22シーズンからはキャプテンを務めるなどチームの中心として活躍。日本代表としても不動のボランチとしてカタールワールドカップアジア最終予選を戦った。日本代表は44試合に出場2得点。ブンデス1部は75試合8得点(2022年10月8日現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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