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出版社内容情報
PTSDへの有効性が立証されているトラウマ焦点化治療を、ICD-11で公式診断となった複雑性PTSDにいかに活用するか。臨床家必携!
ICD-11で公式診断となった複雑性PTSDの治療とは。
わが国のトラウマ臨床のエキスパートによる実践の英知を結集!
ジュディス・L・ハーマンの論考による序章、本邦第一人者の編者による複雑性PTSDの治療論に加え、持続エクスポージャー療法(岡崎純弥・亀岡智美・齋藤梓)、TF-CBT(亀岡智美・八木淳子)、認知処理療法(堀越勝)、EMDR(市井雅哉)、ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー(森茂起)などのトラウマ焦点化治療の実際を通して、複雑性トラウマを抱えた人々へのアプローチの指針を提供する。
内容説明
ICD‐11で公式診断となった複雑性PTSDの治療とは。わが国のトラウマ臨床のエキスパートによる実践の英知を結集!持続エクスポージャー療法、TF‐CBT、認知処理療法、EMDR、ナラティヴ・エクスポージャー・セラピーなどのトラウマ焦点化治療の実際を通して、複雑性トラウマを抱えた人々へのアプローチの指針を提供する。
目次
第1部 複雑性PTSDの治療論(トラウマからの回復;複雑性PTSDの診断概念と治療論をめぐる考察)
第2部 精神科臨床の立場から(持続エクスポージャー療法(PE)を軸とした治療
持続エクスポージャー療法(PE)/トラウマフォーカスト認知行動療法(TF‐CBT)の活用と工夫
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF‐CBT)の活用と留意点)
第3部 心理臨床の立場から(認知処理療法(CPT)の応用について
ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー(NET)の活用と工夫
EMDRの活用と工夫
持続エクスポージャー療法(PE)の活用と工夫)
第4部 要約(トラウマ焦点化治療による複雑性PTSD治療のエビデンスと要点)
著者等紹介
飛鳥井望[アスカイノゾム]
医学博士、精神科専門医・指導医。東京大学医学部卒業、(公財)東京都医学総合研究所副所長(心の健康プロジェクトリーダー)を経て、現在、同研究所特別客員研究員、医療法人社団青山会青木病院院長、(公社)被害者支援都民センター理事長。日本トラウマティック・ストレス学会初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。