出版社内容情報
禅的瞑想を取り入れ新世代の心理療法として旋風を巻き起こしているマインドフルネスの効果機序の科学的根拠とその実践手法を示す。
イントロダクション/貝谷久宣
1 マインドフルネスの基礎
マインドフルネス瞑想の構成要素としての注意訓練による脳内変化/古賀美恵・熊野宏昭ほか
脳画像によるマインドフルネスの効果検討/大谷 真
内受容感覚とマインドフルネス/大平英樹
マインドフルネスとストレス脆弱性/山本哲也
仏教から見たマインドフルネス/藤田一照
2 マインドフルネスの心理学的機序と応用
マインドフルネスの心理学的効果機序/春木 豊・越川房子
マインドフルネスの心理学的基礎/杉浦義典
マインドフルネスと援助関係/池埜 聡
マインドフルネスの意味を超えて-言葉、概念、そして体験/菅村玄二
マインドフルネスの導入経験-治癒の現象学/佐久間健一
3 マインドフルネスの実践
うつ病・不安症とマインドフルネス/貝谷久宣・長谷川洋介ほか
うつ病に対する慈悲の瞑想の効果/有光興記
心身医学とマインドフルネス/榧野真美
慢性疼痛とマインドフルネス/安野広三
感情調節が困難な患者へのマインドフルネス-弁証法的行動療法に基づくグループ実践/宮城 整・山崎かおり
矯正領域におけるマインドフルネスの現状と課題/吉村 仁
マインドフルネスと薬物療法および他の心理療法との比較エビデンス/土田英人
【著者紹介】
医療法人和楽会パニック症研究センター所長
内容説明
心の病気の予防や治療にも、充実した人生を送る手段としても注目を浴びるマインドフルネスを科学的にとらえる。
目次
1 マインドフルネスの基礎(マインドフルネス瞑想の構成要素としての注意訓練による脳内変化;脳画像によるマインドフルネスの効果検討;内受容感覚とマインドフルネス ほか)
2 マインドフルネスの心理学的機序と応用(マインドフルネス瞑想の効果機序;マインドフルネスの心理学的基礎;マインドフルネスと援助関係 ほか)
3 マインドフルネスの実践(うつ病・不安症とマインドフルネス;うつ病に対する慈悲の瞑想の効果;心身医学とマインドフルネス ほか)
著者等紹介
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
医療法人和楽会パニック症研究センター代表
熊野宏昭[クマノヒロアキ]
早稲田大学人間科学学術院教授
越川房子[コシカワフサコ]
早稲田大学文学学術院教授:日本マインドフルネス学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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