マインドフルネス―基礎と実践

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マインドフルネス―基礎と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535984240
  • NDC分類 498.34
  • Cコード C3011

出版社内容情報

禅的瞑想を取り入れ新世代の心理療法として旋風を巻き起こしているマインドフルネスの効果機序の科学的根拠とその実践手法を示す。

イントロダクション/貝谷久宣 

1 マインドフルネスの基礎
マインドフルネス瞑想の構成要素としての注意訓練による脳内変化/古賀美恵・熊野宏昭ほか
脳画像によるマインドフルネスの効果検討/大谷 真
内受容感覚とマインドフルネス/大平英樹
マインドフルネスとストレス脆弱性/山本哲也
仏教から見たマインドフルネス/藤田一照

2 マインドフルネスの心理学的機序と応用
マインドフルネスの心理学的効果機序/春木 豊・越川房子
マインドフルネスの心理学的基礎/杉浦義典 
マインドフルネスと援助関係/池埜 聡
マインドフルネスの意味を超えて-言葉、概念、そして体験/菅村玄二
マインドフルネスの導入経験-治癒の現象学/佐久間健一 

3 マインドフルネスの実践
うつ病・不安症とマインドフルネス/貝谷久宣・長谷川洋介ほか  
うつ病に対する慈悲の瞑想の効果/有光興記
心身医学とマインドフルネス/榧野真美
慢性疼痛とマインドフルネス/安野広三
感情調節が困難な患者へのマインドフルネス-弁証法的行動療法に基づくグループ実践/宮城 整・山崎かおり   
矯正領域におけるマインドフルネスの現状と課題/吉村 仁
マインドフルネスと薬物療法および他の心理療法との比較エビデンス/土田英人

【著者紹介】
医療法人和楽会パニック症研究センター所長

内容説明

心の病気の予防や治療にも、充実した人生を送る手段としても注目を浴びるマインドフルネスを科学的にとらえる。

目次

1 マインドフルネスの基礎(マインドフルネス瞑想の構成要素としての注意訓練による脳内変化;脳画像によるマインドフルネスの効果検討;内受容感覚とマインドフルネス ほか)
2 マインドフルネスの心理学的機序と応用(マインドフルネス瞑想の効果機序;マインドフルネスの心理学的基礎;マインドフルネスと援助関係 ほか)
3 マインドフルネスの実践(うつ病・不安症とマインドフルネス;うつ病に対する慈悲の瞑想の効果;心身医学とマインドフルネス ほか)

著者等紹介

貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
医療法人和楽会パニック症研究センター代表

熊野宏昭[クマノヒロアキ]
早稲田大学人間科学学術院教授

越川房子[コシカワフサコ]
早稲田大学文学学術院教授:日本マインドフルネス学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

9
医療行為としてのマインドフルネスはジョン・カバット・ジンのストレス軽減法に遡るが、そのモデルは道元由来だという。この流れを汲む本書は、仏教のベースと森田療法がすでにある日本での医療面でのマインドフルネス研究について、2010年代の医療技術と脳科学、認知科学を通した17人の専門家の27の論考を収録する。医療面や認知面から知識として読むか、実践者の経験に照らして読むかで各論文の受け止め方も変わってくるが、視覚野に入らない内臓感覚や心拍への注意のデータ化が将来的な教育実践に向けたビジョンに繋がる点が興味深い。2023/05/10

ひろか

9
マインドフルネスの本邦における基礎と実践例。2016/01/26

Kureno Hirono

2
マインドフルネスの先端の知見を網羅した論文、論考集。8年前のものだから、現在はもっと進んでいるのかも知れない。 宗教色を払拭したと言われているが、敢えて言及する必要はないのだろう。カバットジン氏は道元にたどり着くと言っている。仏教界からの藤田一照氏の問題提起は傾聴に値する。2024/08/31

いもけんぴ

2
本書には、様々な専門家のマインドフルネスに関する論文がまとめられている。科学的な実証が多数紹介されてはいるが、マインドフルネスの細かい実践法は載っていないため、マインドフルネス初心者には向かない。むしろ、マインドフルネスを行うモチベーションを維持したい経験者向けの本だ。個人的に興味深かった論文は、マインドフルネスを哲学と絡めて論じた物や、少年・少女の矯正施設でのマインドフルネス実践を紹介した物だ。もしかしたら、今後、義務教育にもマインドフルネスが組み込まれるかもしれないと前述の論文を読んで思った。2019/10/10

6haramitsu

2
マインドフルネスの効果検証が進んでいることがよく分かる。既存手法の薬物療法よりも効果が出るところもある。ただ、マインドフルネスや瞑想法への慣れや長期間の継続があると効果的とのこと。習慣的にやっていきたいと思う。曹洞宗国際センター所長の記事で、技法や効果ばかりに注目されているが、肝心の態度や精神面の指摘も思慮深い。注意を向けるサマタ瞑想、無評価で感じるヴィパッサナー瞑想、自分はまだ前者だなぁ。さらに慈悲の瞑想へ発展させていける。いまありのままを認知し、諸法無我を感じる。禅Zenですね。2017/07/21

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