目次
第1章 体外に出ると血液は固まる
第2章 止血のしくみを調べる
第3章 フィブリンを取り除くしくみ
第4章 プラスミンの働きを止める物質
第5章 アムチャをつくる
第6章 アムチャのおいたち
第7章 フィブリノゲンのもつ暗号
第8章 トロンビンの働きを止める物質
第9章 アルガトロバンをつくる
第10章 アルガトロバンとトラネキサム酸の働き方
第11章 病気とくすり
著者等紹介
岡本彰祐[オカモトショウスケ]
1941年慶応義塾大学医学部卒業。慶応義塾大学医学部助教授を経て、1959年神戸医科大学(現神戸大学医学部)教授。2004年没
奥宮明子[オクノミヤアキコ]
1968年京都大学薬学部卒業。神戸大学医学部准教授を経て、神戸国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
5
薬学概論的な。「1929年、サルファ剤の発見に先立つこと3年、フレミングは青カビの一種が殺菌作用を示すことを発見し、青カビのつくり出す物質をペニシリンと名づけた…不幸なことに、この研究は注目されないまま、10年の年月が流れました…サルファ剤はすばらしい効果をあげましたが、それでも重症の肺炎や敗血症には、十分な効果をあげることができないことに、医学者たちは気づきはじめました…オックスフォード大学のフロリー、チェイン、ヒートリーらかま、フレミングのペニシリンの有効性を確かめた時は、すでに1940年でした」2021/12/24
-
- 和書
- 猫ばっか 講談社文庫