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出版社内容情報
病院への苦情のトップに立つ待ち時間。だが待ち時間をゼロにすれば良いかといえば、否。要は長さではなく、待たされ方の質なのだ。
第1部 待ち時間の真実
第1章 医療機関はなぜ患者を待たせるのか
1 待ち時間対策はサービス業の最優先事項
2 待ち時間の実態
3 病院への苦情のナンバーワン
4 待たせてしまう日本の医療システム
5 病院に待ち時間改善のインセンティブはない
6 病院の待ち時間で失われる膨大な経済的価値
第2章 待ち時間の社会学
1 人はいつから待てなくなったのか
2 待てない社会のなかで待つ医療
3 スローケア
【コラム】S字型の学習曲線
【コラム】時の流れのイメージは「川の流れのように」
第3章 待たせることは悪いことか?
1 待ち時間と品質
2 病院の待ち時間と医療の質
【コラム】友人から恋人へ変わると、待ち時間が伸びる
第4章 待ち時間ゼロではいけない
1 待ち時間ゼロの病院はつぶれてしまう
2 患者満足度における待ち時間の意味
3 待ち時間は医師とのコミュニケーション
【コラム】おれの5分は、5000万円
第2部 待ち時間の解決
第5章 待ち時間の長さよりも、待たされ方
1 待ち時間と待ち時間の期待値
2 時間管理術
3 他業界の待ち時間対策
【コラム】北朝鮮での24年間
【コラム】TDL初デートの悲劇
第6章 期待時間をコントロールする
1 時間期待値に即した待ち時間対策
2 まず必要な待ち時間調査
3 エビデンスにもとづいたコミュニケーション・ツール
4 期待値のコントロール
5 予約制と順番制
6 診療科の特性に応じた待ち時間対策
7 待ち時間対策のための受付システム
【コラム】TDLの入場制限
第7章 待ち時間革命
1 待ち時間短縮のためのコミュニケーション・スキル
2 コミュニケーション・スキル・トレーニング
3 待ち時間を積極的に活用する
4 心理時間の応用
5 待ち時間と空間
第8章 待ち時間対策へ踏み出すために
1 待ち時間問題は解決できる
2 患者とともにつくりあげるシステム
3 待ち時間対策は、スタッフを守る
内容説明
待ち時間ゼロは正しくない。期待時間コントロールで実現できるイライラさせない患者様の待たせ方。
目次
第1部 待ち時間の真実(医療機関はなぜ患者を待たせるのか;待ち時間の社会学;待たせることは悪いことか?;待ち時間ゼロではいけない)
第2部 待ち時間の解決(問題は長さよりも、待たされ方;期待時間をコントロールする;待ち時間革命;待ち時間対策へ踏み出すために)
著者等紹介
前田泉[マエタイズミ]
東北大学卒。英国国立レスター大学経営学修士課程修了。外資系製薬会社にてマーケティング(市場調査、プロダクトプランニング、eビジネス、患者向け疾病啓発)に従事後、2004年5月に医療マーケティング会社スナッジ・ラボ(株)を設立。代表取締役。患者満足度調査の実績として全国の800診療所・クリニック、50病院にて実施。所属学会:日本プライマリケア連合学会、日本医学教育学会、医療の質・安全学会、日本医療・病院管理学会、NPO日本インターネット医療協議会運営委員、NPO日本医療教育プログラム推進機構理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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