パニック障害の精神病理学

パニック障害の精神病理学

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  • サイズ B5判/ページ数 148p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784535982055
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

内容説明

平成13年8月25日、26日両日に八ヶ岳山麓三井の森でロンドン大学インペリアルカレッジ教授アイザック・マークス先生を囲んで行われたワークショップで発表された内容をもとにして書かれた論文集。

目次

S.フロイトと森田正馬のパニック障害―パニック障害の比較文化精神医学的考察
江戸期におけるパニック障害に対する心理療法―今泉玄祐の移精変気の法
パニック障害における性格変化
パニック障害における人格障害
パニック障害患者のストレス・コーピング
パニック障害に対する新しいセルフヘルプシステムの開発
広場恐怖を伴うパニック障害に対する集団認知行動療法の効果
総括コメント―パニック障害の精神病理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
論文集、それも精神病理学の本。なんだ、病理学って意外と易しいじゃないか、これなら読めるな、と思った一方で、やはり論文なだけあって、データはかなり精緻な取り扱いをしている。パニック障害を知るために第一選択で読む本ではないが、精神医学に関心があればスラスラ読める。面白かったのはフロイトと森田正馬がパニック障害であったこと、うつ病を伴うパニック障害には人格障害の併発疾患が優位に認められること、コンピュータによるセルフエクスポージャー(暴露療法)が高い効果を示すとの知見だ。今後も精神病理学の論文を読んでいきたい。2019/04/08

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