出版社内容情報
発達障害をめぐる社会的な認識は大きく変わったが、重度の障害をもつ人々への支援はいまだ不十分である。今こそ、ともに考えよう。
【目次】
Ⅰ 重度の発達障害とは
おおきなおくれを支える――優生思想をめぐって 滝川一廣(あなはクリニック)
成人自閉スペクトラム症の長期経過 杉山登志郎(福井大学子どものこころの発達研究センター)
強度行動障害を含む重度の発達障害とは 會田千重(肥前精神医療センター)
Ⅱ さまざまな大きなおくれを支える
自閉スペクトラム症のこだわり行動と強度行動障害の理解と対処法 白石雅一(宮城学院女子大学)
発達障害における重い感覚処理障害 岩永竜一郎(長崎大学)
重度のことばの発達の遅れと発達障害――なぜ「重いことばの遅れ」は掘り下げられてこなかったのか 川﨑聡大(立命館大学)
異文化の背景をもつ発達障害の子どもへの支援 石田祥代(千葉大学)
強度行動障害の心理的支援 中島由宇(東海大学)
強度行動障害とトラウマ――作業療法士のまなざしに映る実像 久留宮なぎ砂(共和病院)
ダウン症候群のある人たちが年を重ねることと、その支え 浦野真理(国立国際医療センター)
遺伝性疾患をもつ患者と家族の人生を支えるために 和田敬仁(ひだまりクリニック)
発達障害者の「親亡き後」問題を考える 今井 忠(自閉症協会)
Ⅲ エッセイ
市川宏伸
井上雅彦
村瀬 学
佐藤幹夫
田中千穂子
連載
子どもを性暴力の加害者にも被害者にもしないために 藤岡淳子
逆境を生きる子どものこころを聴く 八木淳子
感覚過敏・鈍麻と生きる工夫 黒川駿哉



