- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽけっとももんが
12
ミュージアムに関わる仕事は実は多岐にわたる。学芸員は狭き門だから、いつもギャラリートークなどで好きなものを熱く語るのを感心しつつ、とても努力して運も味方してここにいるのだなぁと思っているのだ。世の中の人が美術館や博物館に行くのは、まずは学校の遠足だろう。昔は静かに説明文を読んで回るだけだったけれども、ここで親しみと興味を持つことができるかどうかでその人とミュージアムの距離が決まるような気がする。わたしがやってみたいのは修復、絶対無理だろうなと思うのも修復。2024/08/12
takakomama
9
ミュージアムで働く人々や、サークルの人へのインタビュー集。学芸員、フォトグラファー、ボランティアなどミュージアムとのかかわり方は、年齢や立場に応じて、いろいろ。学生時代に美術を好きになっていたら、私の進路の選択肢になっていたかもしれません。できる時にできることを、楽しんでやりたいと思います。2024/07/14
てくてく
5
進路を考え始める高校生に向けて、という設定で、ミュージアム好きの著者による、ミュージアムと関わる仕事についている人たちのインタビュー集。学芸員として、しかも自分の専門分野のミュージアムで勤務できる人は少数だけれど、それ以外にもかかわっていく仕事はあることを紹介している。なにわホネホネ団に参加している高校生は、ミュージアムが若者に裾野を広げることが成功した幸運なケースだなと思った。2024/09/02
ganesha
5
87年生まれのミュージアムグッズ愛好家による、ミュージアムの仕事や関わり方について。文化財を撮影する写真家の「想像の余白のために陰影をつける…陰影で立体感を出して、全部を見せない」と信仰の対象である仏像を撮影することについてが興味深かった。高校生の頃に読みたかったと思いつつ読了。働いていた頃に聞いた美術にまつわる話、たくさん忘れてしまったなぁ。2024/06/29
tokkun1002
4
2024年5月。あらま早すぎた。この本はまだもっと先に読まなきゃ。2024/06/26