出版社内容情報
イヤな治療は“治療”と呼べるのか――“急性期”という患者が最初に出会う治療(隔離・拘束・電気けいれん療法)について検証する。
『急性期治療を再考する』に期待すること 加藤史章
あたりまえの医療って!?──まきび病院を訪ねて 中村ユキ
病連のカギは外にある 井上誠士郎
電気けいれん療法について思うこと──つむがれる「時」を求めて 松本葉子
なにを治療の寄る辺とするか 大川ふみ
私の看護師・患者の経験から 拘束・隔離・電気ショック療法を考える 大津木直子
急性期病連でこころをつなぐ──心理療法をおこなう心理士の立場から 木下直紀
統合失調症の急性期治療を再考する──体験者の視点から 豊田幸一
この治療は必要なのか? 花菜子
座談会?
沖縄 オリブ山病院発! ナースが発揮する急性期の関わり
知花正秀・知花良美・三枝君江・屋比久正人・松元由美子・新垣直人
座談会?
ダメダメ!からダメモトへ──都立松沢病院の“ちっちゃな成功体験”からの改革
田部井伸一・竹村 格・今井淳司
電気けいれん療法をめぐる噛み合わない議論 吉村夕里
精神科医療と暴力 横田 泉
精神医療論争~電気ショックをめぐる攻防~ 吉村夕里
統合失調症のひろば編集部[トウゴウシッチョウショウノヒロバヘンシュウブ]
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