出版社内容情報
現代物理学の基礎となる量子力学がすっきり理解できる! 解説+例題を通して、徹底的にやさしく解き明かした入門書。
内容説明
大学で学ぶ物理の花形「量子力学」の基礎がわかる!少ない予備知識で、論理の飛躍なしに、一歩一歩じっくり読み進めるテキスト。身近なものや現象を出発点に話題を展開。数式だけでなく、文章や図で伝える工夫を凝らし、「なるほど!」と納得できる。
目次
光子、電子、原子
波動関数とシュレーディンガー方程式
演算子と期待値
定常状態
束縛状態(1)―井戸型ポテンシャル
束縛状態(2)―調和振動子型ポテンシャル
反射と透過
量子力学の骨組み(1)―ブラ・ケット記法の導入
量子力学の骨組み(2)―固有値・固有ケットと測定
量子力学の骨組み(3)―ケットと波動関数の対応
量子力学の骨組み(4)―観測における不確定性関係
角運動量の一般論
スピン角運動量
水素原子(1)―中心ポテンシャル中の粒子
水素原子(2)―エネルギー固有状態
著者等紹介
畠山温[ハタケヤマアツシ]
1972年岩手県久慈市生まれ。1996年京都大学理学部卒業。2001年京都大学大学院理学研究科修了(博士(理学))。大阪大学大学院理学研究科、カナダ国立素粒子原子核物理研究所(TRIUMF)、東京大学大学院総合文化研究科を経て、東京農工大学大学院工学研究院先端物理工学部門准教授。専門は原子物理学・量子エレクトロニクスの実験。2015‐2017年内閣府上席科学技術政策フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。