出版社内容情報
大学数学の各分野を勉強する際に生じる疑問点や躓きどころを、質問・回答形式でじっくり解説します。第3弾となる本書では、大学数学を学ぶ上で最初の難関となりやすい、「集合・論理」と「位相」の疑問に答えます。
【目次】
第1部 集合・論理
集合算の証明って何をすればいいの? 図を描くだけじゃダメなの?
濃度ってなあに?/ひとつ,ふたつ,いっぱい
「否定命題を作れ」の解法を教えてください
「または」「ならば」の意味とは?
∀と∃が複数出てくるとつらい
「単射」とは? 「全射」とは?
大学で関数の定義域を考える意味とは
ベルンシュタインの定理とは
商集合がややこしすぎる
べき集合,大きすぎませんか
なぜ順序数を考えるのか
選択公理とは
数学は集合と写像の言葉で書けるか
第2部 位相
集合に位相を入れるってどういうことですか?
コンパクト集合はコンパクトか?
分離公理とは
位相はどう使われているか
集合と位相の発展的な話題に触れたいです
位相空間論を初めて学ぶ読者へのアドヴァイス
距離空間の意義は?
連結性が難しいです
直積空間の定義が難しい
商位相の使い方
Column:位相が生まれるまで/位相の歴史



