出版社内容情報
教育の情報化をさらに進めていくため、地域全体で協働しながらICTの活用面での質的な格差を埋めることが重要です。そこで本書では、これからの教育DXの在り方と学校改革について堀田龍也教授に解説いただき、そして先進地域である九州の好事例を紹介していきます。
内容説明
本書では、先進地域の特徴的な取組として学校の授業で何が起きているのか、教育委員会は何を仕掛けているのか、その具体的な取組を紹介しながら、今後目指すべき教育DXの在り方を考えてみたいと思います。
目次
1 学校と教育委員会・自治体をつなぐ教育DXと学校改革(「令和の日本型学校教育」の実現に向けて;学校教育をDXする;教育DXにおける学校管理職・教育委員会の役割と課題)
2 学校と教育委員会・自治体をつなぐ教育DX推進事例(熊本県高森町 教育DXを推進する高森町新教育プラン;佐賀県武雄市『令和の「武雄市の学校教育」』とICT活用教育;鹿児島県鹿児島市 新しい価値観に基づく教育DXの推進;宮崎県西米良村 学校用と家庭用1人タブレット2台を活用した教育の情報化の推進;福岡県うきは市 学校間格差なく「チームうきは」で取り組む情報化の推進 ほか)
著者等紹介
山本朋弘[ヤマモトトモヒロ]
中村学園大学教育学部教授・メディアセンター長。専門分野は、教育の情報化、情報教育、小学校プログラミング教育、教師教育等。博士(情報科学)、修士(教育学)。東北大学大学院情報科学研究科を早期修了。鹿児島大学教育学部附属教育実践総合センター講師、鹿児島大学大学院教育学研究科准教授を経て、2021年から中村学園大学教育学部教授。大学外では、文部科学省「教育の情報化に関する手引」検討委員(R01)、文部科学省ICT活用教育アドバイザー(H27~)、文部科学省「先導的な教育体制構築事業」ワーキンググループ委員(H26~)等,文部科学省の検討委員や事業検討委員などを歴任。その他,九州管内の約20の自治体の教育ICTアドバイザーとして関わる。学協会では,日本教育工学協会副会長,九州教育情報化研究会事務局長を務める。日本教育工学会,日本教育メディア学会の編集委員を務める。日本教育心理学会,日本科学教育学会,日本教育システム情報学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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