出版社内容情報
一般相対論の基本的な考え方を伝授する。最新の話題である重力波とブラックホール撮像に関する計算を加筆して改訂版とした。
内容説明
一般相対論の基本的な内容に絞りその考え方を伝授する、待望の改訂版。改訂の主眼は、2015年に直接検出された重力波の章と、2019年撮影のブラックホールシャドウを含むシュワルツシルト時空に関する基礎的計算。
目次
第1章 ニュートン力学から特殊相対論へ
第2章 一般相対性原理とその数学的表現
第3章 測地線方程式
第4章 重力場の方程式
第5章 シュワルツシルト時空とブラックホール
第6章 相対論的宇宙モデル
第7章 重力波
著者等紹介
須藤靖[ストウヤスシ]
1958年高知県安芸市に生まれる。1981年東京大学理学部物理学科卒業。1986年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校ミラー基礎科学研究所研究員、茨城大学理学部物理教室、広島大学理論物理学研究所、京都大学基礎物理学研究所を経て、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。理学博士。専門は宇宙論・太陽系外惑星(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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