高校生からのバイオ科学の最前線―iPS細胞・再生医学・ゲノム科学・バイオテクノロジー・バイオビジネス・iGEM

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高校生からのバイオ科学の最前線―iPS細胞・再生医学・ゲノム科学・バイオテクノロジー・バイオビジネス・iGEM

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535786530
  • NDC分類 460
  • Cコード C3045

出版社内容情報

iPS細胞など、バイオ科学の進展は目覚ましく、高校生物の知識では追い付けない。若手研究者が最前線を丁寧に、面白く解説する。

第1部 生命科学の最前線
第1章 再生医学 再生医学の夜明け
 再生医学とは?
  再生とは?
  再生医学とは?
 組織の再生
  再生する動物
  再生する臓器(ヒトの場合)
【コラム 1-1】 再生を利用した医療技術?臓器移植?
 組織の発生と分化
  人間の体はどのようにして作られるのか?
  分化のカラクリは遺伝子のスイッチ
  どこまで、違う細胞に変化できるか?
 いろいろな幹細胞
  日焼けした肌も元に戻る
  幹細胞を探し出す
  幹細胞を利用した治療
 “万能細胞”の発見
  胚以外の万能細胞の発見
  ES細胞の発見
【コラム1-2】 ノックアウトマウスの作成
  ヒトES細胞の構築
 ES細胞研究事情
  ES細胞を用いるメリットって何?
  実験材料としてのES細胞
  基礎研究としてのES細胞
  臨床研究としてのES細胞
 分化とは逆の初期化
  初期化とは?
  クローン技術の確立
  クローンES細胞の登場
  初期化に成功したiPS細胞とES細胞の違い
【コラム1-3】 ES細胞とiPS細胞の比較
 iPS細胞の新時代
  iPS細胞とは?
  初期化に必要な因子の発見
 再生医学の可能性と最新事情。
  iPS細胞に弱点はないのか?
  再生医学を支える研究と技術
【コラム1-4】 iPS細胞の臨床応用
第2章 遺伝子工学
 生命情報の正体
  遺伝子工学の発展が社会与えた影響とその恩恵
【コラム2-1】 生命科学発展の歴史
  細胞に遺伝子を入れる
【コラム2-2】 セントラルドグマってなんだろう?
  組換えDNA技術:ベクター構築とトランスフェクション
【コラム2-3】 そもそも遺伝子ってなに?
【コラム2-4】 DNAの化学的構造
【コラム2-5】 DNAはどのようにタンパク質の合成を指令するのか
 遺伝子工学の基礎技術とその応用
  DNA分子の解析方法
  PCR:目的遺伝子を増幅する方法
【コラム2-6】 PCRの原理
【コラム2-7】 耐熱性DNAポリメラーゼ:TaqDNAポリメラーゼの発見
  DNAの“はさみ”と“のり”
【コラム2-8】 制限酵素ってどんなもの?
  ゲル電気泳動法:DNA断片サイズを解析する方法
【コラム2-9】 ダイ・ターミネーター法によるDNAのシーケンス(配列決定)
  ハイブリダイゼーション: 特定の配列を検出する方法
【コラム2-10】 マイクロアレイと発現解析
  DNA鑑定:DNAによる個人識別
【コラム2-11】 DNAが同じ!個人差判定の例外
 遺伝子組換え生物の作製と生体を利用した有用物質の生産
  遺伝子を得る方法:クローニングと人工合成遺伝子
  発現ベクターのデザイン:遺伝子組換えで活躍する酵素たち
【コラム2-12】 プロモーターって何?
  タンパク質工場を用いた医薬品の合成
第3章 ゲノム科学
 ゲノム科学の幕開け
  ゲノムをどうして研究するの?
  ゲノムに書かれた生命の暗号?ゲノムを読むと何がわかる?
  ゲノムと体のつくりの関係
【コラム3-1】 一卵性双生児のエピゲノム
  あなたと私の差は、たった0.1%のゲノムの違い
  遺伝子同士はどのように関わりあっているのか
【コラム3-2】 遺伝子ネットワークの研究?体内時計
【コラム3-3】 ヒトをヒトたらしめているものはなにか?
  ゲノムと進化
【コラム3-4】 「僕らの細胞の中には別の生物が!」―細胞内共生説
  どこの細胞でもゲノムは全て同じ?-エピジェネティックな制御
 ゲノム科学の最新事情
  ゲノム解析技術
  次世代シーケンサのあゆみ
  ゲノム解読の“ショットガン”
  次世代シーケンサの登場
  ゲノム解読の“モンスターマシン”
  パーソナル・ゲノムの時代
  次世代シーケンサの応用
  ポストゲノム時代のこれから
【コラム3-5】 現代に恐竜を蘇らせる!
 ヒトは何を指標に異性を選んでいるのか?
 ミラーニューロン
 ゲノム科学で人類の進化に迫る
 体内時計を“見る”には?
 細胞をゼロから合成することで生命の起源を探る

番外編 合成生物学に魅せられた大学生の物語
 合成生物学とiGEM
 大学入学
 iGEMとの出会い
【コラム6-1】 合成生物学とは?
【コラム6-2】 iGEM大会の評価方法とは
 iGEMチーム結成
【コラム6-3】 iGEMチーム作り
【コラム6-4】 バイオブリック~合成生物学と部品の規格化~
【コラム6-5】 研究室とは
 実験開始
【コラム6-6】 バイオ研究者の不規則な生活
【コラム6-7】 「ウィキ」とは
【コラム6-8】 iGEM大会スケジュール
【コラム6-9】 ボストンとは
【コラム6-10】 生物学研究と英語
 iGEM開幕
 さぁ、発表だ
 iGEM閉幕
 帰国、そしてそれぞれの進路

第2部 バイオテクノロジーと社会
第4章 バイオビジネスの現状と未来
 なぜ今バイオビジネスなのか
 取り残された日本のバイオ
【コラム4-1】 ベンチャー企業の資金調達
 バイオ医薬品
  バイオテクノロジーがもたらした医薬品の進歩
  体の中でつくられるものを再現した薬
  血清療法から抗体医薬へ
【コラム4-2】 コンパニオンダイアグノスティックス
 バイオと環境
  持続可能な社会へむけて
  どのようにしてバイオマスから物質生産をおこなうか?
【コラム4-3】 優秀な生産菌をつくりだす
  非食用植物利用に向けた研究開発
  バイオファイナリー製品の現状
【コラム4-4】 微細藻類によるバイオ燃料生産
 バイオと農業
  食糧問題の救世主か?生態系を破壊する悪魔か?:遺伝子組換え作物の登場
  遺伝子組換え作物について知ろう
   DNAマーカー育種って何?
  害虫の天敵は農作物の味方:生物を利用した農薬
  バイオビジネスの挑戦
  ベンチャー企業を取り巻く環境 ~大学と企業の違い~
【コラム4-5】 創薬ベンチャーの種類
   大学発ベンチャーをつくる
   バイオベンチャーが置かれている状況
   これからのバイオビジネス
第5章 生命倫理
 なぜ、いま生命倫理なのか
 GM作物の開発と普及
  GM作物の表記と流通
  もう、あなたは食べている
【コラム5-1】 サントリーの青いバラ
【コラム5-2】 カルタヘナ法
【コラム5-3】 遺伝子組換え食品の安全性の確認
 ポストゲノム社会の到来…遺伝情報をどう扱うべきか
  ゲノムは究極の個人情報?
【コラム5-4】 ガタカ
  ゲノムもプチ整形?
【コラム5-5】 ガンダムシード
  “ヒト”はいつから“人”なのか…生殖医療と生命倫理
【コラム5-6】 ロボットとアトム
 生命科学立国をめざすために
  規制は難しい
【コラム5-7】 アシロマ会議
  生命科学のリーダーとして世界を牽引するために
【コラム5-8】 インドでの代理母出産

ブレインマシンインターフェース
痩せ薬ってホントにあるの!?
ワクチン
将棋プロ棋士は脳のどこを使っているのか?
長寿の秘訣? -長寿遺伝子-
植物工場

【著者紹介】
1950年石川県生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。専攻/分子認知科学(09年4月現在)

内容説明

高校で学んだ生物は、もう古い!新進気鋭の若手研究者たちが、エッセンスをやさしく解説した、最新の「生命科学の教科書」。基礎知識だけでなく、社会でどう役立てられ、どのような問題が起きているか、などを分かりやすく噛み砕いて解説。

目次

第1部 生命科学の最前線(再生医学の夜明け;遺伝子工学;ゲノム科学)
番外編 合成生物学に魅せられた大学生の物語
第2部 バイオテクノロジーと社会(バイオビジネスの現状と未来;生命倫理)

著者等紹介

石浦章一[イシウラショウイチ]
1950年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。専門は分子認知科学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究を行っている

片桐友二[カタギリユウジ]
1978年生まれ。2010年東京大学大学院博士課程単位取得。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター、同研究所脳科学総合研究センターを経て、現在は社会人学生として民間企業勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆか

0
解説が詳しく分かりやすかった。図が多用されているのも良いと思う。2017/01/20

74

0
概要がわかりやすく説明されて良かったし、為になった。個人的には倫理的な問題について述べているところが面白かった。2015/08/21

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