内容説明
最先端、最前線の科学の話題を、美味しいデザートと共に提供中!!!今年9年目を迎える「サイエンスカフェ@フォリオ」5年目の記録。
目次
宇宙は無限にあるのか?―マルチバースと人間原理
シリコンとシリコーン
放射線について―研究の歴史
情報伝達物質で進化の過程をたどる
「一家に1枚周期表」に見るわが国の科学技術の強さ
気象・気候変動予測の最前線
サフランに魅せられて
直鎖から立体へ―生物がタンパク質を作るときに用いるユニークな方法
ヒトとチンパンジーのあいだ―ヒトはどのように特別な類人猿か
著者等紹介
室伏きみ子[ムロフシキミコ]
お茶の水女子大学名誉教授。同大学ヒューマンウェルフェアサイエンス寄附研究部門教授。医学博士。日本学術会議第19・21・22期会員。NPO法人お茶の水学術事業会理事、NPO法人遺伝カウンセリング・ジャパン副理事長、人間情報学会会長など。文部科学省、経済産業省などの審議会委員を務める。専門は細胞生物学・生化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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samurai
0
チンパンジーと人間のDNAの一致率99.8%である。 ケイ素はそこら辺に転がってるから、使い切ることができる2022/03/18
nitti
0
化学系なのに恥ずかしながらシリコンとシリコーンを区別していなかった。今後は調理器具などちゃんとシリコーン製と呼ぼう。炭素骨格の代わりにシリコン骨格をもつ生物というかつて夢想したSFは、シリコン二重結合やSi-O-SI結合の困難さからも難しいのではないか、とのこと。 ヒトとチンパンジーもあいだというテーマ、それにサフランの研究大変興味深かった。2019/05/09
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