内容説明
私たちはプレートの上で暮らしている。問題を解くことで地球のしくみが次々わかる。
目次
1 地球の概観(地球はどのような形をしているか;精密な地球の形;地球の重量はどのくらいか;地球はどんな元素でできているか;地球の年齢を測る)
2 地震と地球内部構造(地球の中身はどのようになっているか;浮かぶリソスフェア;リソスフェアのひび割れを追う;大陸のパズルを復元する)
3 プレート・テクトニクスの基礎(大陸の移動を実証する;海洋底の拡大を実証する;地球深部の窓;プレートの運動を表現する)
4 日本列島とプレート・テクトニクス(地震の傷跡を調べる;震度分布表をつくる;深発地震面の発見;マントルの熱い指)
著者等紹介
横山一己[ヨコヤマカズミ]
国立科学博物館地学第一研究室長(理学博士)。1950年、岐阜県生まれ。四国やニューカレドニアなどの変成岩、マントル起源の岩石の研究を経て、現在は日本各地の堆積岩の供給源を分析して、日本列島の形成過程を研究している
宮下敦[ミヤシタアツシ]
成蹊中学高等学校教諭。成蹊気象観測所所員。1960年生まれ。日鉄鉱業(株)で地熱開発等のエンジニアを経て現職。地球科学だけでなく気象・天文を含む地学関係の教材開発を進める傍ら、岩石学、鉱床学の研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 島津斉彬公伝 中公文庫