内容説明
英国地方自治の歴史・制度・政策をバランスよく解説。都市化、欧州化、グローバル化の視点から改革の働きを分析。今後の連立政権の改革の方向性を見通す英国地方自治のファンダメンタルな特徴について解明。英国人ゆえに知り得たエピソードを満載。
目次
第１章 歴史的発展
第２章 英国における地方自治の全体像
第３章 公選議員と選挙
第４章 人的資源
第５章 全国的枠組み
第６章 地方政府財政
第７章 教育とソーシャル・サービス
第８章 住宅、計画、交通
第９章 警察、ライセンス、コミュニティ
第１０章 準主要な地方政府
著者等紹介
スティーブンズ，アンドリュー［スティーブンズ，アンドリュー］［Ｓｔｅｖｅｎｓ，Ａｎｄｒｅｗ］
１９７５年生まれ。学士（政治学）ティーズサイド大学、１９９９年卒業。修士（イギリス政治）ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ、２００２年修了。ルイシャム・ロンドンバラ、政治アドバイザー（２０００～０３年）。自治体国際化協会ロンドン事務所、調査員（２００３年～）
石見豊［イワミユタカ］
１９６５年京都市生まれ。１９９０年明治大学大学院政治経済学研究科前期課程修了。１９９９年東北大学大学院情報科学研究科（政治情報学）博士課程退学。２００２年博士（情報科学）（東北大学）。２００５年９月～２００７年３月ケンブリッジ大学社会・政治学部で在外研究。現在、国士舘大学政経学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バジンガ
1
一気に読了しました。当たり前ですが日本語なので早く読めました。地方自治の本旨という根本がしっかりしているわが国と、最後の植民地と言われる英国の自治体、その違いがよく分かりました。どうしてそうなったのか、については別の本で研究する必要がありそうです。2012/05/23
