ゲーデル

ゲーデル

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  • サイズ B6判/ページ数 192p
  • 商品コード 9784535781559
  • NDC分類 410.28

目次

ゲーデルについて
ベルナイスとゲーデルの業績
ヒルベルトとゲーデル
ロジシャン小伝(クルト・ゲーデル;A.A.フレンケルとパウル・ベルナイス;ポール・エルデス;アルフレッド・タルスキー;A.ハイティング;アロンツォ・チャーチ;S.C.クリーネ;ゲオルグ・クライゼル)
クルト・ゲーデル先生を悼む
ゲーデルの母への手紙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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5
ゲーデル(6)ゲーデルは魅力的な顔をしている。個人的には、フロイトなんかより、さらにアクが強くて気になっている。この本はゲーデルの同僚だった竹内先生によるもので、ゲーデルの功績よりも、人間にフューチャーしている。その言葉は、ときに文学の言葉より響く。次の文章は、先生とゲーデルの最後の電話。「そのときの電話に出たゲーデルは、私の知っているゲーデルではなかった。そこには余計な手間をかけずにただ死が一刻も早く来ることだけを望んだゲーデルがいた。嘆きも溜息もなく、絶望というにはあまりにも虚無的な絶望であった。」2016/03/12

塀(へい)

1
本書はゲーデルの同僚であり友人でもあった日本人学者、竹内氏によるゲーデル評伝である。といっても、挿入されている「ロジシャン小伝」の章などは、氏と交流のあった学者全般をフォローする内容となっているため、竹内氏の回想録としても読むことができるだろう。決して新しい本ではないが、今読んでも氏の筆致は新鮮そのものであり、ユニークかつユーモラス(エキセントリック?)な著名学者たちの素顔を垣間見られる。数学にそれほど関心のない方も、小田実『何でも見てやろう』のような読書体験に浸れるはずである。2014/12/28

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