出版社内容情報
天体の観測に必要な、位置と時刻の測定および天体力学の基礎を学ぶ。第2版では、光時計に代表される最新装置を紹介した。
内容説明
位置天文学および天体力学を学び、天体の位置と運動を正確にとらえる。旧版以降の、光時計など時と長さの計測技術の進展を反映した1章、大幅改訂した2章より、第2版化。
目次
第1章 天体の位置(天体位置の測定;天体位置の表現)
第2章 天体の運動(天体運動の基礎;天体の軌道運動;天体の自転運動)
著者等紹介
福島登志夫[フクシマトシオ]
国立天文台(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PapaShinya
1
この本は、専門家養成を目指しているのかもしれないが、前半にいろんな測定原理や測定技術、用語の説明があり、それが素人には辛い。が、まえがきには第1章の測定原理等は、全部読んでから最後に読んでもいい(つまり読まなくてもいい?)とも書いてある。 ニュートン力学から特殊相対論まで大学初年度の学生向けに丁寧に説明し、一般相対論は結果だけ述べて、次の章ではケプラー問題を丁寧に説明・・・しているのに、結局相対論の効果をどうやって入れていくか、書いてないじゃん!ブルーバックスが一番レベルが高かったというオチになりそう。2022/07/02