内容説明
宇宙を見る新しい目―X線、ガンマ線、宇宙線、ニュートリノ、重力波による高エネルギー天体観測のいまを伝える。
目次
第1章 X線の観測(X線観測の歴史;X線観測技術 ほか)
第2章 ガンマ線(ガンマ線観測の歴史;ガンマ線の観測 ほか)
第3章 宇宙線(宇宙線研究の歴史;飛翔体観測と観測技術 ほか)
第4章 ニュートリノ(ニュートリノの特徴;太陽ニュートリノ ほか)
第5章 重力波(重力波とは;重力波源 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0
意欲的な高校生も想定読者とあるが、それは特定の進学校に限られそう。結構飛ばし飛ばしの説明であるが、専門用語は多く、やや厳しかった。高エネルギー(X線、ガンマ線、ニュートリノ)の電磁波の観測は、そもそもその観測機器の開発の話である。X線に対するレンズなど、可視光とは違った概念が多々あり興味深い。空気シャワーはあまり興味が出ない…。また、その粒子のふるまいが従う素粒子物理とは切っても切れない関係にある。天体の物理現象は、人間とかいう局所的に住まう生物の目の性質など別に考慮もしない。2024/03/10
-
- 和書
- 古典文学読本 中公文庫
-
- 和書
- 知っておいしい肉事典