ファッシズム批判

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ファッシズム批判

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  • 商品コード 9784535596139
  • NDC分類 311.8

出版社内容情報

世相が不穏さを増す第二次世界大戦前夜、国家主義、独裁主義を厳しく批判し、「自由主義がその使命を果たすべきは、正に現代」と断言する。1938年に内務省により「安寧秩序を紊乱するもの」として発売禁止処分に付され、これが「河合栄治郎事件」とよばれる思想弾圧へとつながっていった。
(日本評論社創業100年記念復刊/底本:1934年12月20日発行)

(一)非常時の実相とその克服
 (一)国際的不安
 (二)社会的不安
 (三)政治的不安
 (四)共産党の復活
 (五)非常時克服の負担者
 (六)非常時克服の要件
 (七)国策調査会の提唱
 (八)結論
(二)五・一五事件の批判
 (一)緒言
 (二)事件の担当者の批判
 (三)直接行動の批判
 (四)思想内容の批判 その一
 (五)思想内容の批判 その二
 (六)思想内容の批判 その三
 (七)結論
(三)国家社会主義の批判
 (一)緒言
 (二)国家社会主義の内容
 (三)国家社会主義の内在的批判
 (四)国家主義と社会主義
 (五)国民主義と社会主義
 (六)総括的批判
(四)国家社会主義擡頭の由来
 (一)緒言
 (二)日本に於ける国家主義
 (三)最近に於ける国家主義
 (四)日本に於ける社会主義
 (五)結論
(五)国家主義の批判
 (一)現代日本の根本問題
 (二)国家主義の意味
 (三)国家主義の発生過程
 (四)世界観と社会思想
 (五)国家主義の理論的欠陥
 (六)国家主義の弊害 その一
 (七)国家主義の弊害 その二
 (八)国家主義に代はるべきもの
 (九)結論
(六)国際的不安の克服
 (一)世界に漲る戦争気運
 (二)戦争原因の第一
 (三)戦争原因の第二
 (四)戦争原因の第三
 (五)戦争の危機と国内情勢
 (六)今日までの平和政策
 (七)戦争の社会的影響
 (八)戦争是非の批判
 (九)永久的の平和方策
 (十)結論
(七)ミルの「自由論」を読む
 (一)緒言
 (二)「自由論」の由来
 (三)「自由論」の内容(一)
 (四)「自由論」の内容(二)
 (五)「自由論」の批判
 (六)「自由論」の意義
(八)瀧川事件と大学自由の問題
(九)国家・大学・大学令
(十)議会主義と独裁主義との対立
 (一)緒言
 (二)議会主義の意味
 (三)議会主義と対立するもの
 (四)議会主義と自由主義
 (五)議会主義の論拠 その一
 (六)議会主義の論拠 その二
 (七)議会主義への批判
 (八)現存議会制度の改革
 (九)結論
(十一)マルキシズム、ファッシズム、リベラリズムの鼎立
 (一)緒言
 (二)マルキシズムの凋落
 (三)ファッシズムの擡頭
 (四)日本ファッシズム運動の発展
 (五)日本ファッシズムの将来
 (六)ファッシズムとリベラリズム
 (七)日本のリベラリズム
 (八)当面の諸問題
 (九)現代日本の根本問題
(十二)自由主義の再検討
 (一)緒言
 (二)自由主義の原型
 (三)自由主義の発展
 (四)自由主義の再発展
 (五)日本の自由主義の特殊性
 (六)自由主義は右に面するか左に面するか
(十三)現代に於ける自由主義
 (一)緒言
 (二)自由主義よりも生くべきもの
  (一)緒言
  (二)理想主義の道徳哲学
  (三)理想主義の社会哲学
  (四)実質上の自由と形式上の自由との関係
  (五)思想上の自由と政治上の自由
  (六)団結の自由、団体の自由、国民的自由
 (三)経済的自由主義の運命
  (一)緒言
  (二)経済的自由主義と社会的改良主義
  (三)社会改良主義と社会主義
  (四)社会主義と自由主義
  (五)社会主義界の対立

河合 栄治郎[カワイ エイジロウ]
著・文・その他

感想・レビュー

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Francis

14
1934年12月20日刊行した原著を2018年5月22日新装復刻版として活字の字体、検閲の伏字もそのままで復刻したもの。「忘れられた思想家」の一人「戦闘的自由主義者」河合栄治郎の事を知りたくてこの本を購入。「ファッシズム批判」とあるが戦前のファッシズム、すなわち軍国主義、国家主義だけでなくマルクス主義も批判。自ら英国労働党に由来する「理想的社会主義者」である事を宣言し、思想的根拠となる自由主義、功利主義、そして理想的社会主義について述べる。猪木正道先生が河合栄治郎の思想的弟子である事が良く理解できた。2024/03/20

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