ディズニーを目指した男 大川博―忘れられた創業者

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ディズニーを目指した男 大川博―忘れられた創業者

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535586956
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

東映の初代社長・大川博。映画、テレビ、プロ野球、アニメの総合エンタテイメント企業を夢見た男は、なぜ忘れ去られてしまったか。

序 章 日本のディズニーを目指した男

第1章 映画を知らない映画会社社長の誕生
 ソロバンだけはだれよりも上手だった
 鉄道省入省と統制経済
 五島慶太との出会いと大東急
 シブシブ引き受けた映画会社社長
 パ・リーグ初代会長就任まで

第2章 倒産寸前からトップ企業へ―東映の躍進
 東映の発足と再建
 「東映娯楽版」の成功
 世界への進出を目指して

第3章 多角化の夢と挫折―アニメ・テレビ・プロ野球
 ディズニーへの挑戦―日本初の本格的アニメスタジオ誕生
 長編漫画映画への挑戦
 テレビは映画の「敵」ではない
 東映フライヤーズ日本一

第4章 忘れられた創業者
 映画を知らないという自嘲の裏側
 イメージとしてのワンマン経営者
 東映動画の経営はどうだったのか
 大川博は「日本のディズニー」だったのか

終 章――あとがきにかえて

津堅信之[ツガタ ノブユキ]
日本大学芸術学部映画学科非常勤講師

内容説明

奔放でざっくばらん、人情に篤い一方、帳簿にはきわめて厳しく、映画やアニメは「素人」と自嘲しながら大胆な施策を打ち出したカリスマ―大川博。彼がいなければ、日本のアニメのここまでの隆盛はなかった。倒産寸前の新興映画会社をトップに押し上げ、総合娯楽事業を目指した、この愛すべき「ニッポンの社長」に光を当て、日本映画史、アニメ史、テレビ史、プロ野球史の空白を埋め、その功績を明らかにする。

目次

序章 日本のディズニーを目指した男
第1章 映画を知らない映画会社社長の誕生(ソロバンだけはだれよりも上手だった;鉄道省入省と統制経済;五島慶太との出会いと大東急;シブシブ引き受けた映画会社社長;パ・リーグ初代会長就任まで)
第2章 倒産寸前からトップ企業へ―東映の躍進(東映の発足と再建;「東映娯楽版」の成功;世界への進出を目指して)
第3章 多角化の夢と挫折―アニメ・テレビ・プロ野球(ディズニーへの挑戦―日本初の本格的アニメスタジオ誕生;長編漫画映画への挑戦;テレビは映画の「敵」ではない;東映フライヤーズ日本一)
第4章 忘れられた創業者(映画を知らないという自嘲の裏側;イメージとしてのワンマン経営者;東映動画の経営はどうだったのか;大川博は「日本のディズニー」だったのか)

著者等紹介

津堅信之[ツガタノブユキ]
アニメーション研究家。日本大学藝術学部非常勤講師。1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒。これまでに学習院大学大学院講師、京都精華大学マンガ学部准教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

4
東映の創業者である大川博氏について書かれた本です。功罪評価が分かれる人物ですが本書はバランス良く書かれているように思います。2016/11/23

富士さん

1
アニメ史の中で大川博という人は、舞台であって地であって、主役にするという考えはなかったので、ありそうでなかった意欲的な1冊でした。内容も最新の研究をベースにしたさすが津堅先生と言った感じで、特に東映動画創設と赤川さんまわりの話は示唆に富むものでした。ただ、個人的には大川さんは、あくまでも一に運輸屋、二に経営者、三四がなくて、五に映画屋といったイメージなので、アニメを中心に大川さんを描き切るのは難しいのではないかと思います。きっと大川さんが本書を読むと、タクシーの話はどうしたのかね、と言われると思います。2017/04/25

あんすこむたん

0
アニメに関わる部分以外も、丁寧に書かれている。資料が少ないために推測を重ねるしかなかった箇所も存在するが、説得力がある。2017/02/02

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