出版社内容情報
叔父(後の世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮近代文学の祖が描く歴史小説。
失国篇(つづき)
忠義篇
血涙篇
内容説明
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。下巻は、義臣(死六臣)たちの復位計画の失敗、君への降格、謫所での最期まで。
著者等紹介
李光洙[イグァンス]
1892年朝鮮平安北道定州で生まれる。1905年留学生として渡日。明治学院、早稲田大学で学ぶ。1919年3・1独立運動の起爆剤となる「2・8宣言」を執筆。1940年戦争激化に伴う弾圧に屈し、香山光郎と創氏改名する。1945年反民族行為処罰法で収監。1950年朝鮮戦争で北朝鮮軍に拉致され、平壌で没す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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