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端宗哀史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535586192
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C3022

出版社内容情報

叔父(後の世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮近代文学の祖が描く歴史小説。


顧命篇

失国篇

内容説明

叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。上巻は、父王・文宗の死から首陽大君のクーデター(癸酉靖難)まで。

著者等紹介

李光洙[イグァンス]
1892年朝鮮平安北道定州で生まれる。1905年留学生として渡日。明治学院、早稲田大学で学ぶ。1919年3・1独立運動の起爆剤となる「2・8宣言」を執筆。1940年戦争激化に伴う弾圧に屈し、香山光郎と創氏改名する。1945年反民族行為処罰法で収監。1950年朝鮮戦争で北朝鮮軍に拉致され、平壌で没す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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崩紫サロメ

17
韓国近代文学の祖・李光洙による歴史小説(1928年)。端宗は朝鮮第6代国王で、幼くして即位し、17歳で伯父の首陽大君によりその地位を追われ、殺害される。上巻は端宗の生誕から首陽大君によるクーデターまでを描くが、端宗の話というよりも首陽大君や韓明澮らの謀略が中心に描かれる。『無情』の作者李光洙だけあって、テンポ良く、手に汗握る大衆小説という作品である。主人公の祖父世宗は、最近(?)聖人的に描かれることが多いが、父太宗の政治的野心を強く受け継いだ王として描かれているのが少し新鮮だった。2021/06/19

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